ケアマネージャーの資格取得方法。仕事内容や合格率・難易度【2020年版】

ケアマネ資格を取得して、お給料アップを目指そう!

ケアマネージャー(介護支援専門員)の資格を取ろうとお考えの方向けの情報を書いてみたいと思います。

ケアマネージャー資格を取得できれば、他業種の女性よりも多くのお給料をもらう事が可能ですよ。

この記事では、特に「資格取得の方法」や「仕事内容」について具体的に書いてみたので、ぜひご参照ください。

ケアマネージャーの給料は安い?

まずは、多くの方にとって最大の関心事である「お給料」について。

基本的に、介護業界は総じて他業種に比べて給料が安いと言われますよね。

では、ケアマネージャーもそうなのでしょうか?

実は、ここはちょっと違います。

女性の平均所得よりも多くの収入を得やすいのがケアマネージャーという仕事なのです。

※男性の平均所得と比較すると、トントンかやや下になります。

そのため、ケアマネージャーになるための資格(介護支援専門員)を目指す人は多く、人気があるわけです。

介護員とケアマネージャーはどっちが大変?収入や業務の違い

介護員(施設介護員)の方の中には、ケアマネージャーを目標にしている方も多いのではないでしょうか。

ケアマネは一般的な「介護職員」と比較される場合も多いので、ここについて少し触れておきます。

介護職員とケアマネの仕事内容の違い

施設介護員は、食事、入浴、排泄が主な仕事ですが、それに伴う移乗介助などの身体介護も含まれます。

そのほかに、レクリエーションや記録などの仕事があります。

居宅のケアマネージャーの仕事内容は、在宅で暮らす利用者やご家族の相談を受けて、介護サービス提案・調整をしてケアプランを作成、サービス担当者会議を行い、担当利用者の状態把握のために月に1度自宅を訪問します。

それ以外に、介護認定調査、月初は請求業務、月末には次月サービス調整、骨折などの急な状態変化があった時には、急な調整業務が入ることがあります。

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管理人

数多くの業務を任せられる、大変な仕事です!その分、やりがいもあります。

介護員は、利用者さんへ直接サービスを提供するお仕事のため、重労働の作業が多く肉体的にはキツイこともありますが、利用者と身近に関わることができるため、直接感謝される機会も多くあります。

ケアマネージャーは、利用者さんへの直接介助がないので、身体的にはとても楽です。

その代わり、家族や利用者本人、他事業所とやり取りをする機会が多く、精神的タフさが必要です。

事務所にいる時には、プラン作成、会議録、訪問記録、連絡調整の記録…と、書類仕事と時間との戦いです。

介護職員とケアマネの待遇と給料の違い

施設介護員は、24時間の介護なのでシフト制で、夜勤も含まれます。

平均年収340万円(2018年賃金構造基本統計より)、ケアマネージャーの平均年収は385万円(2018年賃金構造基本統計より)と介護員より、少しだけ高いようです。


あかね
(管理人)

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ケアマネージャーになるには

ケアマネージャーになるのは大変です。

受験資格を得る道はいくつかありますが、全てにおいて実務経験5年以上、という厳しい条件が付いています。

ここでいう実務、というのは単に介護業界で働けば良いというものではなく

  • 保険・医療・福祉系の国家資格を持つ
  • 生活相談員などとして相談支援

上記のような条件を満たしていなければカウントされません。

それだけでも十分ハードルは高いと言えますが、それに加えて87時間の研修時間も必要です。

ケアマネージャーを目指すのであれば、「石の上にも5年」だと考えて、まずは日々の業務に集中する事が大切です。

また、資格の取得には研修・実習が不可欠なので、資格取得を、あなたの施設が積極的に援助してくれる環境でないのであれば、もっとキャリアアップを目指せる職場へ転職すべきでしょう。

ケアマネージャー(介護支援専門員)試験の合格率・難易度について

合格率について

ケアマネージャー資格の難易度自体はだんだん高くなっています。

ケアマネージャー資格が出来始めた当初はおおむね30~40%代を推移していた合格率が、今は10%台まで落ち込んでいます。

言い換えると10に受けると一人か二人しか合格できない難易度の高い資格となっています。

なぜこれほど難易度が高まっているのか?その理由をいくつか書いてみます。

難易度が高まっている理由

理由1. 回答免除が廃止されたから

かつては、「回答免除」という制度がありました。

問題は60問出題されますが、

  • 医師
  • 介護士
  • 介護福祉士

こういった資格保有者は45問でOKでした。

が、今は誰もが60問出題されます。

古いサイトには、未だに「特定資格者は出題問題数が少なくなります」という表記が残っているので注意が必要です。

理由2. 実務研修の受講時間が増えたから

試験合格後には実務研修が必要です。

かつては14時間の実務研修受講時間が必要でしたが、今は2倍の87時間に拡大されました。

研修の時間が増えるのでそれに比例して受講料も増えるのも、悩ましいものです。

条件によって異なりますが、だいたい1~2万円台だったものが2倍の料金に膨らみました。 (講師への謝礼含む)

理由3. 現場実習が必須になったから

現場実習が必須になりました合格した後は座学がほとんどで現場の見学実習はなかったのですが、28年度からは概ね三日間の見学実習が必須化されました。

現職のケアマネージャーと同行して、実務の様子を見学することが必須要件となっているのです。

なぜケアマネ資格は年々厳しくなっているのか

ケアマネ資格が資格登場当初から比較するとこれだけ厳しくなった理由ですが、これは日本の政策によるところが大きいです。

懸念事項として言えるのは、今ケアマネージャーのケアプラン作成を開いていたよっていこうという動きが全国的に見られます。

これだけ高確率を狭めて(回答免除廃止して実務研修受講時間を上げて現場実習を必須化)いるにもかかわらず、最終的にはITに仕事を取られては拍子抜けですが、こういった効率化の波は介護業界であっても避けては通れないでしょう。

書類作成に追われて十分に利用者と向き合う時間を割けない!というケアマネージャーもたくさんいるのも現実なので、あまり悲観せず、こういった技術進歩に対してはポジティブに考えられるようにしたいですね。

 

ケアマネージャーの仕事

ケアマネージャーの仕事は多岐に渡りますが、名前にマネージャーが入っている通り、利用者をマネージメントして「ケアプラン」を立て、最適なサービス事業者と利用者を繋げてあげるのが使命です。

より具体的な業務例を以下に列挙しますので、参考にどうぞ。

  • 要介護者からの相談を受ける、アドバイスを行う
  • 要介護者に代わって、書類関係の各種手続きを行う
  • 利用者に適したサービス事業者を「ケアプラン」を作成し、マネージメントする
  • サービス担当者会議を開催するなど、日程の調整や場所取りなどのマネージメントを行う
  • 課題分析
  • 事業者からの苦情の取り次ぎ。受付

他、色々です。

ケアマネージャーを目指すために大切なこと

これからケアマネージャーを目指したいと思うなら、まずほ5年間の実務経験を積むことがたいせつです。

しかし、それと同等に大切な事があります。

それは、今あなたが働いているor働こうとしている施設に、きちんとした資格取得制度が設けられていて、機能しているかどうかという点。

そして、ケアマネージャーとして働ける職場なのかどうか、という点です。

資格取得システムが機能しているか

施設側に援助の姿勢がなければ、87時間の研修・実習が必要なケアマネージャー資格の取得はかなり厳しいでしょう。

また、必然的にそういった職場では周囲にケアマネージャー資格を持っている人が少ないという事になるため、現職のプロから助言やフォローを、受けられず、苦労する事になります。

介護の主な資格

介護業界の仕事は多岐に渡り、幅広い専門的な知識が求められます。

そのため、資格の種類も多く複雑なため、以下に表としてまとめてみました。

資格名簡単な説明
介護職員初任者研修介護の資格では「入門」とされ、まずは取得を目指したい基本の資格です。
介護福祉士実務者研修介護職員初任者研修資格からステップアップで取得される場合が多いです。
介護施設で働きながら介護福祉士を目指すためには、実務者研修の修了が必須
ケアマネジャー(介護支援専門員)昨今取得難易度が上がっている介護業界の代表的な資格の一つ。長期の実務経験が必要な専門性の高い資格です。
介護福祉士(国家資格)介護の国家資格です。
介護福祉士実務経験or福祉系高校 or 養成施設、いずれかを軸に取得を目指す国家資格です。
働きながら取得するのが難しい資格ですが、これがないとできない業務も多いため、可能であれば取得しましょう。
レクリエーション資格レクリエーションにも資格が存在します。保有すれば、レクリエーションのリーダーになりやすいなどメリットがあるでしょう。
サービス提供責任者サービス提供責任者として必要な知識を保有していることを証明する資格です。長期にわたり介護業界で働くのであれば視野に入れておきたいですね。
看護師資格介護とは無縁に思えますが、看護師から介護士に再就職、転職するケースもあるようで、たまに介護士でありながら看護師資格を保有しているケースがあります。
病院で従事する介護士であれば、一目置かれる存在になれるでしょう。

ヘルパーは特定の資格がなくても就職できますが、利用者宅で身体介護を行う訪問介護員になるには「介護職員初任者研修」「実務者研修」の認定が必要です。

いずれにしても、新たに資格を取得するのはハードルが高いものです。

キャリア・収入アップを目指すのであれば介護の資格取得をサポートしてくれる再就職、転職エージェントもあるので、活用してみてください。

資格取得後に施設のフォローがあるか

資格を取得しても、それを生かせない職場であればせっかくのケアマネージャー資格が無意味となります。

資格があれば良い条件で転職は可能ですが、長年勤めて積み上げてきた信頼関係や、昇給分の給料を放棄しなくてはいけなくなります。

だからこそ、ケアマネージャー資格を目指す前に、しっかりと資格取得を目指せる職場に転職しておくことが大切なのです。

ケアマネが利用者に満足してもらう為に知っておくべきこと

ケアマネージャーは利用者にとって、とても重要なパートナーです。

その期待に応えたいと思うなら、まずは利用者側のニーズをよく理解しなくてはいけません。

「よいケアマネージャーを見分けるポイント」として一般的に言われているのは、以下6つのポイントです。

  1. 質問した事に的確に応えたり、納得するような説明をしてくれるか
  2. 現場や介護業界の事に精通しているか
  3. ケアプランには利用者のニーズが的確に反映されているか
  4. 自分の施設ばかり提案してこないか。さまざまな選択肢を用意してくれるか
  5. 評判は高い
  6. 独立系事務所に所属しているかどうか

利用者にしてみれば、ケアマネージャーの質が低ければ自らの老後、第二の人生を台無しにしてしまいかねないわけなのでかなりシビアに判断されます。

上記のポイントの他にも、「特定事業所」という施設ごとに与えられる品質のランクで評価される場合もあります。

一度、あなたの所属している施設が「特定事業所」に指定されているかどうか、ランクはどうか(三段階で評価される)一度調べてみるのもおすすめです。

資格取得後はキャリアアップを目指そう

ケアマネージャーとして働いている方は、その資格を活かして有利な条件で転職活動を行うことができます。

ケアマネージャーとしてもっともっと専門性を高めていきたいと考えるなら、ぜひとも独立系のケアマネージャー事業所に所属して下さい。

専門事業所なので、他のケアマネージャーと情報交換して知識・技術を高めたり、困った時や難関に対してフォローし合うことができます。

どんどんキャリアアップして、収入面の安定と、利用者の満足度の最大化を目指しましょう。

ケアマネージャーの就職先について

資格を取得した後はどのような施設で働いたら良いのか、という点についても書いてみます。

以下より「ケアマネージャーが活躍できる施設」について書いてみます。

居宅介護支援事業所

在宅の要介護者等が介護サービスを適切に利用できるよう、サービスの種類やその内容、提供者などを定めたサービスの計画(ケアプラン)を作成し、支援する事業所です。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームとは、在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な介護保険施設です。

介護老人保健施設

医療的ケア(リハビリなども含む)を中心とした施設です。

独立系事業所

病院や施設、介護事業所などとは隔離された事業所。理由は後述しますが、最近中立性が高いとして注目を集めています。

↓その他、色々な施設についても知っておこう↓

介護施設の種類について

介護業界には多様な介護施設があり、それぞれに特徴や受け入れ条件・運営母体の違いがあります。

代表的な施設としては、以下のようなものがあります。

  • 介護付有料老人ホーム/○
  • 住宅型有料老人ホーム/○
  • グループホーム/○
  • サービス付き高齢者住宅/○
  • 健康型有料老人ホーム/○
  • 高齢者専用賃貸住宅/○
  • 高齢者向け優良賃貸住宅/○
  • シニア向け分譲マンション/○
  • 特別養護老人ホーム/△
  • 介護老人保健施設/△
  • 介護療養型医療施設/△
  • 軽費老人ホーム/△
  • ケアハウス/△

○・・民間が運営 △・・公的施設が運営

ケアマネ業界では「独立系事業所」が注目されている

今現在ケアマネージャー資格を持っているのであれば、ケアマネージャーの仕事に特化した「独立系事業所」と呼ばれる施設に入るのも良いでしょう。

一般的にケアマネージャーは病院や介護事業所に併設され業務を行いますが、その際中立性の問題が生じてしまいます。

ケアマネージャーは利用者のケアプランに応じて、数ある事業所の中から中立的な立場でマネージメントする事を求められますが、利益関係があるのでどうしても自分の施設を第一候補として提案する事になります。

独立系事業所は、ケアマネージャーがどこのサービス事業者にも所属していないので、利用者としても安心感があるわけですね。

 

資格があれば有利に再就職、転職できます

以下の資格の内、いずれかをお持ちではないですか?

  • ヘルパー2級
  • ヘルパー1級
  • 介護職員初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護職員基礎研修 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 理学療法士 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 管理栄養士

介護関連の資格保有者は即戦力の優秀な人材なので、求人サイトを使えば「高待遇」「好条件」の優良求人案件を紹介してもらえるケースが多々あります。

年齢やブランクなどのハンディがあっても、無資格者より有利な条件で再就職、転職が可能です。

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