介護業界が人手不足な理由と対策について介護職員が考えてみた

国も介護業界の問題を認識しているが..

介護業界の問題は、これから高齢化社会を迎える日本という国の問題でもあります。

国も特区を作るなど、全国的に施設をどんどん作る動きが盛んです。

しかし、箱(施設)がいくら作られようとも肝心の人材が足りていないので、施設をオープンしたとしても人が集まらないので入居者を入れられないという状況も全国的に頻発しているというのが深刻な現実です。

さて、では何故介護人材が集まらないのでしょうか。

その原因の一つとしてよく言われるのが3Kと呼ばれる三つのKです。

3K問題とは

介護業界はきつい

K の一つ目は「きつい」のKです。

介護の仕事はやはり肉体労働なので、例えば重度の介護者を抱えたり、夜勤労働がたくさん発生します。

それに加えて、前述の通り人手不足問題も深刻化しているため、今介護職に従事している人達にそのしわ寄せが仕事量として反映されているという現実もあります。

しかしながら、そもそも介護業界に入社している方が多いと思うので、実は「肉体労働」であることがイコール「きつい」となっているわけでは無いと思います。

では何がきついと感じているかと言うと、それは実は書類作成なのではないでしょうか。

利用者との関わりを求めて入社したのに、現実は1日中書類作りに追われ、デスクワークに近い業務体系となっている職員も多いです。

そのため、利用者との時間を十分に避けないという現実があり、これが「きつい」と感じさせる要因の一つになっているのではないかと推察します。

介護業界は汚い

Kの二つ目は「汚い」のKです。

排泄・排便・排尿の片付けなどの業務が発生するので汚いといえば汚いと言えるかもしれません。

しかし、私の実体験から言うとオムツ交換や排尿・排泄介助が負担で辞めていくという人はあまりいません。

業界にいない人が勝手に総則で「汚いからやめるのだろう」と言っているのではないでしょうか?

実際には、みんな慣れます笑。

介護紹介は給料が安い

3つめのKですが、これは「給料安い」のKです。

これが人手不足の要因の最も重要なポイントだと言われています。

これについては「処遇改善加算」という形で介護に従事する人に少し手当を増やそうではないかという動きもあるので、少しずつですが改善しているとは思われます。

ですが、まだまだ十分とは言えません。

どうすれば人材不足は解決するか

3Kについてお話しましたが、こういったキャッチーな言葉で介護業界を語ることが、介護の人材不足化を加速させていると私は思います。

介護の世界を3Kとして「入ってはいけない仕事」認定してしまうことが介護職員になりたちと思う人を少なくしているのです。

聞いた話だと、高校で進路を選択する時点で進路指導の先生が「介護の世界を止めておけ、大変だぞ」とアドバイスする事があるようです。

先生は良かれと思って言っているのでしょうが、その考えがそもそも偏っていること、そして志願者の思いを尊重してあげない事の2つの点で問題があると考えます。

「介護の人材不足問題を解決するために何が必要でしょうか」と言われれば、私はまずは介護の魅力を広く周知していくということが大切だと言っています。

3K問題が現実的に無いわけではないですが、それにも勝る魅力が「介護職」にはあるのだということを発信し、周知することによって、介護士を目指す方を増やすことができるでしょう。

地道に、心を動かすしかありません。

 

例えば、当ブログがその一助になりましたら幸いです。

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