リストラされて介護職に転職したいと考えている方へ【未経験・無資格】

未経験・無資格でも介護業界は歓迎です

今回は、リストラをキッカケにに、これから介護業界へ入ろうとする方向けに書いてみたいと思います。

サラリーマンの後に介護業界に入った私ならではの情報満載!

後半では「介護の厳しい現実」についても触れていますが、できるだけ前向きな気持ちになれるような記事を書いたつもりです!

未経験でも介護業界は歓迎です。胸を張っていきましょう!

それでは、どうぞ!

リストラ→介護業界は今や普通

世知辛い世の中になってしまいましたね。

団塊の世代の方が退職を迎え、その次の世代の方が早期退職を迫られ、次の職場どうしようか、年齢制限で職がない、などといった現実が良く見受けられる時代です。

人口は高齢化、日本の人口の3割程度が「高齢者」と呼ばれるカテゴリーに入り、数十年後の日本は「7割が高齢者」という笑うに笑えない状況に…

しかし、ご存知の通り介護業界は人手不足です。

さらに言うと、医療・福祉業界全てにおいて人手が足りない状況です。

今や海外から派遣の研修生がやってくる時代です。

もちろん、リストラされたサラリーマンであっても歓迎されます。

「自分が受け入れてもらえるだろうか」

と、リストラをきっかけに自信を失ってしまった人も多いと思いますが、この点はどうかご安心ください!

介護業界へ はいつでも!

あなたを待っています。

介護業界は人手不足って本当?

介護業界は人手が足りない、と言っても「本当か!?」と思っちゃいますよね。

いきなり答えになりますが、介護業界は人手不足です。

就職求人雑誌を見てみると、特集は医療・福祉ばかり。

求人ページは圧倒的に介護施設の求人が多く、ページの厚さが分厚い事が分かります。

厚生労働省のデータ

例によって厚生労働省のデータも参照して見ましょう。↓

・厚生労働省調査 介護職有効求人倍率

  • 平成19年 2.10
  • 平成20年 2.20 ~ 平成24年
  • 1.73 平成25年 1.91

・介護職 就職件数

  • 平成19年 83.735
  • 平成20年 98.032
  • 平成24年 172.428
  • 平成25年 171.907

「厚生労働省HP 介護労働の現状PDF 参考URL https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000071241.pdf

求人倍率と就職件数の大きい箇所を取り上げてみました。

約10年前の件数や倍率と今を比較すると、当時より今は就職件数が多数で、倍率が低い(就職しやすい)事が分かります。

10年前に介護の倍率が高かった理由

約10年前は、就職氷河期を抜け団塊の世代が退職を迫られた時期であり(早期退職などの要因もあり)、失職後のセカンドキャリアとして介護職が選ばれたからだと思います。

さらに、この頃専門学校では介護福祉士養成学校が、卒業と同時に介護福祉士を取得することができる最後の世代が、資格を狙って入学をした、卒業をしたためではないかと考えられます。

実際に私もその一人でした。

施設では東南アジアからの研修生も増えたこともあり、ちょっとした介護職ブームを迎えたからではないかとも言えます。

介護職は多種多様に変化した

さて、介護職の現状は10年前に比べるとどう変わったのでしょうか。

まずは、高齢者施設が増えました。

加えてサービスも多種多様になったので選択肢が増えています。

例えば10年前には少なかった「サービス付き高齢者住宅」の台頭や、「介護付き有料老人施設」の登場。

介護士の資格が非常に取得しやすくなった、など介護職をとりまく環境はどんどん変わりながら今に至ります。


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無資格でも、すぐに介護士になれるか?

前職でリストラされて介護業界へ..

となると、多くの方は無資格ということになりますよね。

無資格でもすぐに介護士になれるのか、何を心がけておけばよいのか、以下より解説してまいります。

まずは無資格OKの職場探しから

資格が無いと介護施設で働けない、正社員になれない、と思っている方がいますが、そんな事はありません。

介護職は無資格でも働ける職場は沢山あります。

ただし、資格が無いことで「資格手当」がつかなかったり、「身体介護はできない」など、特定の業務にしか従事できなかったりします。

なので、無資格の方はまず「無資格OK」の施設に入ってから、積極的に主要資格取得を目指してキャリアアップしていきましょう。


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介護の転職活動で結果を出す人の特徴

介護の転職で結果を出す人の特徴について、お話します!

  1. 精神的な安定感を重視する
  2. できるだけ一人で就活を進めない
  3. 自信を持って面接に挑む

これらがキーワードになります!

転職活動をすすめる中で一番大事なことは「精神的に余裕がある状態で活動すること」です。

また、そのような環境を自分で作ることが大切

というわけで、できる限り今の仕事をしながら転職活動を行う事をおすすめします。

そして、友人や先輩・介護の転職エージェントなど誰でも良いので、ある程度話ができる・コミュニケーションがとれる人をそばに置いておくことも大切。

孤独に転職活動をしていると、どんどんマイナスな方向に考えてしまう可能性があるのでご注意を!

離職をした後に転職活動をしようとしている人には、必ずこのことを守っていただきたいです。

精神状態が良ければ面接も上手くいく!

精神的に余裕があれば、自然と態度にも自信がにじみ出るもの。

例えば「当社で入社をして結果が出せますか?」「介護の1年3年5年...あなたはどういうキャリアイメージをしていますか?」と聞かれても、精神的に安定しているからこそ自信を持って自分の気持ちを伝えられます。

逆に、弱っていると「~と思います」「~になったらいいかなって考えます」など、言葉尻が弱くなります

その結果、面接官に「なんか、やる気ないよね…」と思わせてしまうことに繋がってしまうのでご注意を!

後は、面接や研修の際に気持ちを行動に変えてスパークさせることによって、「ぜひあなたと一緒に働きたい!」と思ってもらえるはず!

介護の資格についての基礎知識

介護職の主要な資格は以下の3つです。

  • 介護職員初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護福祉士

後者に行くほど難易度があがり、同時に手当も高くなる傾向があります。

初任者研修・実務者研修について

介護業界は無資格・未経験者も歓迎ですが、もし現在無職で時間に余裕がある方は、就活前に初任者研修か実務者研修を習得しておいた方が良いでしょう。

就職活動自体が有利になりますし、就業してから習得するより余裕を持てるからです。

「そんな金はない!」という方でも大丈夫。

これらは自治体からの補助金の対象なので、場合によっては無料で資格取得できると思います。

捕捉

初任者研修と実務者研修は実務経験が無くても受けることができます。

また、初任者研修を取得後に実務者研修を受けなければならない…決まりはありません。

受講時間はそれなりに長いですが、最近だと通信教育などもありますので、家庭学習と6日ほどのスクリーニングですぐ卒業できます。

介護福祉士資格について

介護福祉士資格ですが、こちらは事前に取得する事は出来ません。

実務経験3年以上と実務者研修を終了、又は終了予定の方が対象の資格だからです。

まずは無資格で施設に就職してから、じっくり技術を磨いてステップアップしていきましょう。

※就労場所によっては介護福祉士資格の他、准看護師の試験を受ける事ができる場合も。合格すれば学校に通って准看護師の資格を取得する流れとなります。

難易度はそれほど高くない資格だと思いますが、介護福祉士は国家資格!

資格者には手当が支給される事が多いです。

特別処遇改善加算の対象者になれる

しかし、重要なのは介護福祉士は介護の基本となる資格ですので、これを取得していれば、例えば介護の学校の講師となることも可能になります。

特別処遇改善加算によって10年程※の経験のある介護福祉士に多くの手当が交付される制度が今年の10月から始まります。

※経験はある程度事業所の判断に任されます。そのため7年でも8年でも事業所が「可」とすれば対象者になります。

対象者になる為には「介護福祉士資格」は絶対条件なので、就職はできるだけ早く取得できるよう頑張っていきましょう。

無資格・未経験でもOK。でも計画性は大切!

色々書いてきましたが、一概に介護職と言っても、その業務内容は様々です。

その為求められる資格も現場毎に違いがあります。

  • 事務系
  • 管理者
  • 相談援助者
  • 講師

などなど…

まずは自分が将来的にどうなりたいかを思い描き、それに向けて情報収集し、計画を立ててから本格的に就活をスタートする事をおすすめします。

無資格OKの職場を探す際は、転職エージェント(転職サイト)を活用し、できるだけ多くの求人情報から厳選する事が大切です、。

 

この記事が皆様の就職活動に役立ちましたら幸いです。

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最後に、主な資格をまとめてみました。ぜひご参照ください。

介護の主な資格

介護業界の仕事は多岐に渡り、幅広い専門的な知識が求められます。

そのため、資格の種類も多く複雑なため、以下に表としてまとめてみました。

資格名簡単な説明
介護職員初任者研修介護の資格では「入門」とされ、まずは取得を目指したい基本の資格です。
介護福祉士実務者研修介護職員初任者研修資格からステップアップで取得される場合が多いです。
介護施設で働きながら介護福祉士を目指すためには、実務者研修の修了が必須
ケアマネジャー(介護支援専門員)昨今取得難易度が上がっている介護業界の代表的な資格の一つ。長期の実務経験が必要な専門性の高い資格です。
介護福祉士(国家資格)介護の国家資格です。
介護福祉士実務経験or福祉系高校 or 養成施設、いずれかを軸に取得を目指す国家資格です。
働きながら取得するのが難しい資格ですが、これがないとできない業務も多いため、可能であれば取得しましょう。
レクリエーション資格レクリエーションにも資格が存在します。保有すれば、レクリエーションのリーダーになりやすいなどメリットがあるでしょう。
サービス提供責任者サービス提供責任者として必要な知識を保有していることを証明する資格です。長期にわたり介護業界で働くのであれば視野に入れておきたいですね。
看護師資格介護とは無縁に思えますが、看護師から介護士に再就職、転職するケースもあるようで、たまに介護士でありながら看護師資格を保有しているケースがあります。
病院で従事する介護士であれば、一目置かれる存在になれるでしょう。

ヘルパーは特定の資格がなくても就職できますが、利用者宅で身体介護を行う訪問介護員になるには「介護職員初任者研修」「実務者研修」の認定が必要です。

いずれにしても、新たに資格を取得するのはハードルが高いものです。

キャリア・収入アップを目指すのであれば介護の資格取得をサポートしてくれる再就職、転職エージェントもあるので、活用してみてください。

介護業界は楽しい?楽しくない?

さて、そんな「介護の仕事」はハッピーで楽しい事だらけの世界なのでしょうか?

正直、私はハッキリと「ハイ」とは言えません。

しかし、「ノー」とも言えません。

現役の介護士という立場から、このテーマについてぶっちゃけて色々書いてみます。

介護をしていて楽しいこと

介護の楽しさ、それはやっぱりおじいちゃんおばあちゃんたちが可愛いって事です。

と言っても、これはきっと「一線を越えた」介護士がたどり着く境地なのかもしれません。

新人さんが介護をするとなると、可愛いって思う暇もなく

  • 「しんどいし辞めたい」
  • 「もっと他の仕事したい」
  • 「なんでこんな仕事しているんだろう」
  • 「腰もいたいし、認知症ってむかつく」

と思うこともあるでしょう。

なかにはプライドだけ高くて家族もクレーマーで超ひねくれた高齢者もいます。

そういう時は、介護スタッフも人間なので気持ちがささくれだったものです。

命を意識した時に見え方が変わる

最初は誰でも苦しい精神状態に陥るものですが、経験を積んでいくと見え方が変わるものです。

ひねくれてクレーマーでクセのある人が亡くなった時、「せいせいした!!」という気持ちが沸くか?というと、そんな事はありません。

  • 「もっとこうしてあげればよかった」
  • 「もう一回会いたい」
  • 「なんでこういう態度とっちゃったんだろう・・」

と私たち介護スタッフの心にひっかかりを残していきます。

このひっかかりは、コンクリートのヒビに水が染み込んでいくようにずっとずっと心の中でじわじわと広がっていきます。

このじわじわとした気持ちや後悔を「やさしさ」に変換できたとき、または老齢になるということを心から理解できたときに

「介護って楽しい!! イヤなこともあるけど、尊くて素晴らしい」

と思えるようになるのです。

「ま~、そういうこともあるよね。」
「シワだらけの顔で歯もないけど、笑うととってもかわいいよ」
「何度でも同じ答え答えてあげるよ」
「浮腫ってオシッコでないより、出るほうがいいよね~よかった」

と、楽観的で楽しく、ご老人ってかわいいな、と思いながら介護職に従事できるようになるのです。

介護の大変なこと、楽しくないこと

経験の浅い人ほど

  • 「もう何度も同じこと言わないで!」
  • 「早く自分でやって」
  • 「またトイレ?オムツの中でしてよ・・」
  • 「私は今これしているんだから、後にして!!」

と思い、「介護は大変!楽しくない!」と思う事があるでしょう。

ベテラン介護員だって人間なので、腹がたつ事はあります。

理不尽に傷付けられたり、入所者からセクハラを受けるケースも稀にあるようです。

介護は楽しくない、辛いと考える前に

楽しくない、辛いと感じた時は「考え方を変える」事で乗り切れると思います。

自分の思うように相手を動かそうとすると、介護は大変で楽しくないものになります。

子育てと一緒で、一人一人の高齢者主体で考えて介護をしていきましょう

腹が立つ事があった時に、それを「笑い」に変える能力があれば、介護は楽しくなります。

むしろ、大きなトラブルであるほど、思い出深いネタになります。

介護は「楽しんだものが勝ち!!」です。

言いかえると、

「介護は楽しもうと思えば、すごく楽しいし、人生の財産になる!!」

という事です!

介護士はやりがいのある仕事か?

「介護って仕事は、何にやりがいを感じる仕事なんだ?」

「介護の仕事で楽しいと思う瞬間って?」

と、思っている方にお伝えしたい介護の「やりがい」とは?

介護業界には色々な仕事がありますが、どのような介護業務であっても共通する「やりがい」を感じる瞬間をまとめてみます。

やりがい1. 感謝される時

「ありがとう」の一言が、毎回印象深くやりがいのあるものになるのです。

何に関しても言えることですが、“喜び”は“やりがい”になります。

担当した企画行事で沢山の笑顔が見られた。

ケアに関わることで、利用者の自立できることが増えた。

利用者や家族から「ありがとう」と言われた。このような毎日の楽しみや喜びがやりがいになるのです。

やりがい2. 自分のアイディアが人の役に立つ、ということ

自分が関わった利用者が笑顔になり、心身の状態が改善したらとても嬉しく感じます。

老人ホームでのエピソード

老人ホームでの実体験ですが…

老人ホームに入所されている方は自宅や家族から離れ施設に入り、不安な毎日を過ごす入居者たち。

私は、少しでも不安を取り除き充実した毎日を送って貰えるよう、日々のケアの他に色々なイベントを催してきました。

カラオケ大会や正月、芋煮会などの行事などなど。

適当に思いついたイベントではなく、利用者さんとの普段の会話から、趣味や好きな食べ物、行きたい場所などを聴き企画を立てます。

すると、とても喜んでもらえますし、「夢がかなった」と元気になる利用者さんもいてやりがいを感じます。

特養でのエピソード

特養で働いていた時のこと。

「昔経営していた旅館に戻り、温泉につかりたい。」と希望された方がいました。

その方は身体機能が低下し、ほとんど寝たきりでした。

もう夢は叶わないのでは、と思っていたでしょう。

それでも、介護員はじめ看護師、ケアマネージャーなど様々な職種の人が携わり計画を立てることで、その夢を実現できたのです。

“沢山の思い出がある場所に帰れた”こと、“ゆっくり温泉につかれた”こと。

温泉でのひとときは、きっと幸せな時間だったと思います。

その人の人生の最後に関わり、幸せだったと感謝された時は心から「介護士で良かったな」と思います。

やりがい3. 目標を達成した時

介護は、力になりたいという「気持ち」だけでは務まりません。

気持ちに伴う知識や技術がなければ、利用者の不安な気持ちは増幅し、時には大怪我をさせてしまうこともあるのです。

私は日々、小さな目標を立てています。

例えば「認知症ケアについて勉強しよう」「どんな時も笑顔で穏やかに接しよう」と。

小さくても、目標を立て実践していくこと。

そしてそれが上手くいった時や達成された時、大きな喜びとやりがいを感じます。

介護は色々。やりがいも色々。

まず介護にやりがいを感じ仕事をするために、知っていて欲しいことがあります。

介護には色々な施設形態があるので、自分の性格や働きたいスタイルによって施設(仕事)を選べるということです。

自分に合っていない仕事でいくら働いても、やりがいを感じるのは難しいものです。

自分に合った介護を選ぶこと。

そうすれば、少々辛くてもやりがいを感じながら仕事を続けることができます。

介護と一口に言っても、その中身は色々なのです。

介護業界は楽だ、というイメージは捨てよう

介護の就職の難易度は企業全体から言うと高くないと思いますが、継続するとなると話は別です。

就職してから3日持たずやめてしまう人も方が多いのも、この業界の特徴です。

私は施設の面接官でもあるので分かってきたのですが..

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介護業界は楽に就職できる!ま、仕事も単純作業だろうから簡単だろう。

なんて事を言う人ほど続かないものです。

続く人は、入居所様をいかなる状況でもお客様として尊重する姿勢を持っています。

また、「気持ち・やる気」だけが一人前の人も長くは続きません。

コツコツと努力し、知識やスキルを身につけないとやってはいけない厳しさが介護業界にはあるのです。

経験者の解除を見ていると楽にやっているように見えるかもしれません。

しかし、それは経験豊富だからこそ醸し出せる「余裕」があるからです。

下手をすれば利用者を命の危険に晒すこともあるわけですから、緊張状態にある職場ということは間違いありません。

それが、介護の現場なのです。

「介護は楽だ」

という考えは捨てて、覚悟して突き進んでいってください!