介護業界がブラックだと思う理由。他業種との比較

今回は少し暗いテーマとなりますが…

「介護業界がブラックだと思う理由」についてお話させていただきます。

これから介護を目指す方に一度読んでほしいですね。

色々ぶっちゃけて書いてますので、現職の方には共感していただけると思います!

それでは、どうぞ!

ブラック① 低賃金

介護職は給与が他業種と比べると低賃金です。

低賃金、というのは単純に「額面が少ない」という話ではありません。

賃金に対して介護職員に求められる資質が多すぎるので「安い」と感じるのです。

我々介護福祉士は以下のような業務を日々こなしています。

  1. 直接援助
  2. 相談援助
  3. アセスメント
  4. モニタリング
  5. 記録等
  6. 日常の業務

施設によっては、さらに研修や資格取得も求められますので、なかなか大変です。

…にも関わらず、見合った給与はもらえないのがブラックたる所以ではないでしょうか。

介護資格があっても昇給無しない!?

さらに、介護系の資格を取ったところで昇給も無いような事業所もあります。

このような「努力に対する評価がない」施設や企業は、体質的にブラックだと思います。

看護師が羨ましい

業務内容は違いますが、同じような動きをしている看護職との年収差にイラッとする事があります※。

※介護士と看護師は基本的に仲が悪いのです

ゆうに百万以上は給与に違いがあり、介護職が冷遇されていることを痛感させられます。

ブラック② サビ残が常態化

介護の現場では、当然のようにサービス残業も行われています。

就職場所にもよりますが、

  • 人手が足らず業務が回らない
  • 急変があり変えるに変えれない

といった事情で残業せざるを得なくなりますが…

こういったケースでは特に残業代が出ない事の方が多いのが実情ではないかと思われます。

ブラック③ 休日に研修強制参加!?

処遇改善加算を取る一つの条件として施設や事業所内での「研修」があります。

その他、施設独自の勉強会や地域との意見交換・交流会など…

これらは休日でも半ば「強制参加」となる風潮があります。

それで残業代や振り返り休日などがあれば良いですが…

無い施設の方が圧倒的に多いはずです。

ブラック➃ パワハラ職員がいる

医療や福祉関係は基本的に女性社会ですので、パワハラ紛いのベテラン職員が多々存在しています。

人間関係が非常に難しい職場とも言えます。

悪く言えば排他的(よく言えば仲間意識が強い)傾向がある、「介護村」と化した介護施設は多いです。

入社してから馴染むまでは、ベテラン職員が小姑のように粗探しをし、目くじら立てて注意をして自分の優位性を誇示するような態度がみられます。

これを苦にして新人職員の多くが馴染めず辞めるケースをたくさん見てきました。

人命に直結するような職場なので厳しさは必要だと思いますが、少々行きすぎた方が多かったように思われます。

ブラック⑤ スケジュール通り仕事できない

職場によって大分異なるとは思いますが、認知症の方や、ご高齢の方がいる現場なので、スケジュール通り動く日は少ないです。

自分のタイムスケジュールは、イレギュラー案件によりいつも狂わされますので、柔軟な対応力を求められます。

イレギュラー案件には

  • 排泄物の処理
  • 死後の処置
  • クレーム対応

など人が嫌がる様な仕事が多くあるため、かなりのパワーを消耗する事になります。

また、看護師が力のある職場ですと、いろいろと雑用が雨あられと舞い込んできたりもします。

  • ●●さんの様子を一時間おきに見ておいて
  • トイレ掃除しておいて
  • これ、●(医者)さんのデスクに置いておいて

こんな感じです。

結論 介護はブラックである

色々と介護現場の実情を書いてまいりました。

他の業界と比べても、

  1. 仕事内容が多岐にわたり
  2. 人間関係も難しく
  3. 体力仕事もあり
  4. 何より薄給な仕事。

という事で「介護はブラックである」という結論に至るのは不可避ではないでしょうか。

ちなみに僕が知りうる限りでは処遇改善の補助があるのは、保育士と介護だけです。

両方とも離職が多い業種という事で、保育業界の事は分かりませんが、なんだか同じような匂いがします…笑

さいごに

ここまでは介護業界のブラック面を書いてきましたが、悪いことばかりの最悪な仕事だとは決して思いません。

人の命を預かる責任ある仕事であり、直接的に関わるから直接的な感謝される仕事です。

ある孤独なご老人の最後を見届けた際、「あなたに会えてよかった」と言っていただけた事もあります。

介護は尊い仕事だと思います。

そして、社会は介護業界の抱えた問題にようやく気がついてきたように肌感覚で感じます。

慢性的な人手不足を改善すべく、給与の上昇が進められています。

定着率を高めるために慇懃無礼な態度をとるベテラン職員を嗜める上司も増えてきました。

ホワイトな職場を探しませんか

介護施設というのは前述した通り「介護村」と化している場合があり、なかなか他の施設の情報が入ってきません。

なので、自分がどれだけ不当な扱いを受けているのか、本来貰うべき手当や昇給を受ける機会を失っているのか、気がついていないケースも多いです。

まずおすすめなのは、介護の転職サイト、エージェントを利用してみる事。

今はその気がなくても、プロが中立的な立場から他の施設との待遇の違いを指摘してくれるため、色々な発見が得られます。

全ての介護施設がブラックではありません。

驚くほど真っ当で、誠実な介護施設もたくさん見てきました。

 

今の職場で悩んでいる方や、給料や人間関係に苦しんでいる方はぜひ転職も視野に入れて行動していってほしいと思います。

僕も今の施設は3つめなので…笑

ようやく納得できる待遇で働けるようになりました。

 

この記事が介護に携わる皆様の参考になりましたら幸いです!

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