訪問介護はきつい?仕事内容と収入についてサ責が語ります【2020年版】

訪問介護のやりがいや収入をぶっちゃけます

現役の訪問介護士(サービス提供責任者)が、この仕事のキツさや収入について、ぶっちゃけて書いてみました。

記事の後半には、どのような人が訪問介護(介護業界)で長続きするのか、ということも考察しています。

介護士の方や、転職活動中の方はぜひご覧ください!

訪問介護とは

訪問介護士は

  • サービス提供責任者(以下、サ責と省略)
  • 訪問介護員

この2つに分けられます。

正社員雇用はほぼサ責です。

私もサ責です。

「責任者」と言うと偉い人のような感じもしますが、役職が付いているわけではありません。

サービス提供責任者(サ責)の業務

サ責は、次のような業務を行います。

  1. 訪問介護員の派遣場所の配置
  2. 新規利用者の訪問準備
  3. 訪問介護計画書等の書類作成
  4. 請求業務
  5. 営業

その他にも、訪問介護員が少ない場合は

  • 利用者様宅への訪問
  • 会社内の研修企画
  • ケアマネジャーへの営業

これらの介護業務も含まれます。

訪問介護員の業務

訪問介護員は、サ責から依頼を受け、利用者様宅に実際に訪問をします。

  1. 家事援助
  2. 身体介護

この2つが主な業務となります。

訪問介護の業務1. 家事援助について

家事援助では、料理を作ったり掃除などを行います。

同居家族がいる場合できないことが多いので、家事援助が必要になるのは一人暮らしの方の場合がほとんどです。

訪問介護の業務2. 身体介護について

入浴や食事といった身体介助があります。

ただ、前述した家事援助を利用者様と一緒に行うことも、身体介護に含まれます。

現在は、利用者様の自立支援の観点から、「~を一緒に行う」支援が大半です。

訪問介護は大変で辛い仕事?

わたしは、サ責をしていました。

体力面では、大変さを感じませんでしたが、ストレスは日々感じながら仕事していました。

利用者に関してのストレスではなく、訪問介護員の調節やコミュニケーション、会社内の業績管理が、きつかったです。

他の職員の希望休日を優先していたので、自身の希望休日は無かったです。

休みの日でも、トラブルがあると、対応しなければいけない状況で、携帯電話を常時、離さずに持っていました。

もし、また訪問介護で働くことになったら、サ責は避けたいと思います。

訪問介護員で働くでしょう。

サ責は、人をまとめて、うまく仕事を分散できる人が適任であると思います。

仕事内容自体はやりがいがあり、感謝もされるので気に入っています。

食いっぱぐれないし。

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介護業界最高!

思うに、「訪問介護がキツイか」という質問の答えは、「あなたに適正があるならキツく感じない」というのが正解だと思います。

あいまいな答えになってしまい申し訳ないです。


あかね
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訪問介護士の収入について

サ責の収入ですが、業績により変動しますが、給料は20万程度、ボーナスは年2ヵ月ほどでした。

一方、訪問介護員は1件の利用者宅で◯◯円となっています。

家事援助のみの場合は45分で1200円ほどです。

身体介護は30分単位での計算です。

30分1000円ほどであり、身体介護は、1時間での支援時間が大半ですので、1件2000円前後です。

他、介護保険を利用しない項目もあります。

家政婦のようなサービスですね。

この場合は、介護保険を利用しないので、支援する内容に制限はなく、訪問介護事業所が利用料金を決めます。

訪問介護員が受けとる金額は、ガソリン代を含むか別に支給をするか、事業所の運営費用等の計算から導き出される給料なので地域内でも、差異が大きくあります。

扶養内で働きたい方は、訪問介護員は働きやすいと思います。

訪問介護士に向いている人、仕事が続く人の特徴は?

「訪問介護に向いている人」と「介護業界に向いていない人」

そして「すぐ辞める人の特徴」を具体例を挙げてお話したいと思います。

特徴1. おじいちゃんおばあちゃんが好きな人

これはある意味大前提と言えるかもしれません。

おじいちゃんおばあちゃんとお喋りするのが好きな人はモチベーションも高く、いつも笑顔が絶えません。

本当に楽しそうにケアをするのです。

  • カラオケの企画を立てたら、演歌好きな方は喜ぶだろうな
  • 誕生日には、行きたがっていた懐かしの食堂に連れて行ってあげよう

など、どんどん“叶えてあげたい夢”を思いついては企画し、実現させます。

好きだからこそ、自分も利用者も活き活きとする環境を作っていけるのです。

特徴2. 理解し、受け流せる人

介護サービスの利用は、高齢者が多いですよね。そして高齢者の介護には、認知症ケアの知識が必要不可欠と言っていいでしょう。

私は担当のおじいちゃんに「お前が○○を盗んだんだろー!!」と、前触れもなく激怒されたことがあります。

もちろん私は何も盗んでいませんし、これは認知症の症状によるもので(妄想)といいます。

この症状は声がけや、他の職員に代わり対応してもらうことで大体はすぐにおさまります。

こういった暴言や妄想を、認知症の症状からくるものだと理解し受け流せる人は、ストレスも溜まりにくいです。

介護業界に向いていると言えるでしょう。

特徴3. 危機意識の高い人

リスクマネジメントという言葉は聞いたことがあるでしょうか?簡単にいうと、“かもしれない運転でいけ”というやつです。

  • 認知症の方の前にティッシュを置くと食べてしまうかもしれないから、置かないようにしよう
  • 車椅子のブレーキがかかっていないかもしれないから、必ず確認しよう

といった具合です。

考え出したらキリがない程、身の周りにはリスクが溢れています。

想像力と危機感を働かせ、事故が起こる前にいち早く対応できる人は向いています。このリスクマネジメントが出来ないと、防げるはずの事故を連発することになります。

特徴3. 責任感の強い人

責任感の強い人は、自分のミスで利用者が怪我を負った場合でも隠すことなく、上司や看護師に報告できます。

怪我の治療をすぐに始められるため、重篤化せずに済むこともあります。

ミスはしたけれど、仕事や仲間、利用者に対して真摯に向き合う姿勢が認められ、評価に繋がることもあるのです。

一方で、誰かに責任を押しつける人やミスを隠す人は必ず信用を失います。

「怪我をさせたなんて言ったら責められる。評価が落ちる。」

そのような考え方の人はこの仕事に向いていません。

特徴4. せっかちな人

せっかちな人の特徴は、他人のペースに合わせるのが苦手、という点です。介護ケアは、介護員ではなく利用者にペースを合わせなければなりません。

利用者を急かすことで、自尊心を傷つけ認知症の悪化も招きます。転倒や骨折という思わぬ大事故に繋がる可能性もあるのです。

また、介護員の専門性は“自立を支援する”という点にあります。出来ることがあるならば自分の力でやってもらう。不足している部分を補うために私たちがいます。

しかしせっかちな人は待つのが苦手であるがゆえに介助の手を出し過ぎて、利用者の“生きるために必要な能力”を知らず知らずの内に奪ってしまうことがあるのです。

せっかちな人が皆向いていないかと言われればそうではありません。介護現場で活かせる長所も沢山あります。

それでも常に“待つ”事が要求され、ストレスが溜まりやすいのも事実です。


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介護士をすぐ辞める人の特徴

すぐ辞める人の特徴は、“介護職(訪問介護)に自分なりの目標や信念を持っていないこと”です。

今、介護業界は人手不足です。資格や経歴がない人でも採用される確率は高いといえます。

入るのは簡単だとしても、介護は専門性の高い仕事。適当に済ませていると必ず事故は起こります。

懸命に介護技術や病気の勉強をして努力を重ねても起こる事故なら、仕方ないこともあります。

しかし信念がなく努力をしていない人が、“心ここにあらず”の適当な仕事で事故を起こしてしまった場合は、ただただ信頼を失っていくことでしょう。

やがて周囲と上手くコミュニケーションをとれなくなり、居づらくなって辞めていくのです。

何かひとつ。

例えば

  • おむつ交換を誰よりも早く正確に。快適なケアを提供する!
  • 介護福祉士の資格を取る!

など何でも良いです。

何かひとつでも目標や信念を持っていれば、介護職に対するモチベーションは上がり、仕事を継続しつづける原動力となるでしょう

資格があれば有利に再就職、転職できます

以下の資格の内、いずれかをお持ちではないですか?

  • ヘルパー2級
  • ヘルパー1級
  • 介護職員初任者研修
  • 実務者研修
  • 介護職員基礎研修 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • 理学療法士 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 管理栄養士

介護関連の資格保有者は即戦力の優秀な人材なので、求人サイトを使えば「高待遇」「好条件」の優良求人案件を紹介してもらえるケースが多々あります。

年齢やブランクなどのハンディがあっても、無資格者より有利な条件で再就職、転職が可能です。

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