【介護士向け】採用される履歴書の書き方!重要な3つのルール【2022年版】
面接官でもある介護士が履歴書の書き方を解説します

面接官としてたくさんの志願者を見てきた私が、「面接官の心に響く」履歴書の書き方などをご紹介します。
ずばり、3つのルールをシッカリ押さえることで履歴書は完全に攻略できます。
特に難しい「自己PR」については重点的にやっていきましょう!
転職・就職の際の参考資料にぜひご活用ください。
もくじ
履歴書の書き方1. 根拠を書く
履歴書には、介護職で何をしたいのか、なぜしたいのか、その根拠を書きましょう。
例えば以下のように書きます。
どの業界でもそうですが、
「自分がこの業界に入って何をしたいのか」「なぜしたいのか」
ここが面接官に伝わらなければ採用される確率はガクッと下がります。
前半の「~をしたい」という部分はあっても、根拠や理由がない場合は多いです。
説得力のあるPR力は現場でも役立つ
介護業界では「説得力のある説明」を求められる場合が多いです。
そのため、説得力をもって相手に自分の思いを伝える能力をPRできれば、面接官ウケが良いでしょう。
例えば「介護技術」についてPRする場合でも、その技術をどのような現場で、どのように状況判断を主体的に行い、発揮していけるのかPRしましょう。
- なぜその介護技術が必要だと思うか
- なぜその介護技術を取り入れたのか
- なぜその介護を行なったか
といった具合に、できるだけ具体的にPRしていきましょう。
※ただし、長くならないようコンパクトにまとめること
将来のビジョンが伝わるとなお良し
もちろん介護技術などのテクニカルな部分だけに限らず、
- 主任になりたい
- 責任をもって利用者とかかわりたい
- 利用者さんの気持ちに寄り添う介護を追求し、リハビリなどで活かしたい
といった、将来のビジョンを描く場合でも、「なぜそうしたいのか」という根拠となる部分をしっかりと文字数を割いて書くようにしましょう。
また、根拠がしっかりしていれば、面接の受け答えにも強くなれるので一石二鳥です。
履歴書の書き方1. 誤字脱字を徹底確認する
履歴書を書く上で、誤字脱字は厳禁です。
これは一般常識なので誰もが気をつけるところだと思いますが、介護業界の場合「特に」気をつけておいたほうが良いと思います。
介護職は記録物を作成する業務が多く、加えてその重要度も高いからです。
例えば、日々の利用者の生活状況や身体状況を毎日、具体的に書き残さなくてはいけません。
入居者とトラブルになった場合(最悪の場合は裁判)などに、この書類は「証拠」として扱われることになります。
そのため、この書類は改ざんすることは論外として、誤字・脱字も大きなリスクとなるのです。
だから、履歴書の誤字脱字は絶対に避けなくてはいけないのです。
みな間違えないようにピリピリしながら記録を付けています。
もし、あなたの履歴書に誤字脱字や間違った言い回しが多かった場合、面接官はどう思うでしょうか?
と認識されるのは自明ではないでしょうか。
出来上がった履歴書を、最低3回は上から下まで入念にチェックするくせを付けておいたほうが良いと思います。
履歴書の書き方3. 熱意を伝える
最後に、自己PRを書く上で絶対に外してはいけないポイントをご紹介します。
3つ目はテクニカルではなく、メンタルテクニックです。
ずばり、「自分の熱意を伝える」という事。
- なぜ介護を希望するのか
- 転職先でなぜ当施設を希望するのか
- やりたいことは何か
この先自分が介護者として何をしたいのか、自分はどういう介護者でいたいのか。
こういった事を、難しい言い回しは不要なので熱意を込めて書くようにしましょう。
相手に自分の熱量を伝えようと思うほど、言葉は具体的になり自分にしかかけない文章が出来上がるはずです。
介護の転職活動で結果を出す人の特徴
介護の転職で結果を出す人の特徴について、お話します!
- 精神的な安定感を重視する
- できるだけ一人で就活を進めない
- 自信を持って面接に挑む
これらがキーワードになります!
転職活動をすすめる中で一番大事なことは「精神的に余裕がある状態で活動すること」です。
また、そのような環境を自分で作ることが大切。
というわけで、できる限り今の仕事をしながら転職活動を行う事をおすすめします。
そして、友人や先輩・介護の転職エージェントなど誰でも良いので、ある程度話ができる・コミュニケーションがとれる人をそばに置いておくことも大切。
孤独に転職活動をしていると、どんどんマイナスな方向に考えてしまう可能性があるのでご注意を!
離職をした後に転職活動をしようとしている人には、必ずこのことを守っていただきたいです。
精神状態が良ければ面接も上手くいく!
精神的に余裕があれば、自然と態度にも自信がにじみ出るもの。
例えば「当社で入社をして結果が出せますか?」「介護の1年3年5年...あなたはどういうキャリアイメージをしていますか?」と聞かれても、精神的に安定しているからこそ自信を持って自分の気持ちを伝えられます。
逆に、弱っていると「~と思います」「~になったらいいかなって考えます」など、言葉尻が弱くなります。
その結果、面接官に「なんか、やる気ないよね…」と思わせてしまうことに繋がってしまうのでご注意を!
後は、面接や研修の際に気持ちを行動に変えてスパークさせることによって、「ぜひあなたと一緒に働きたい!」と思ってもらえるはず!
まとめ
まとめると、自己PRで必要なのは以下の3つとなりました。
- 根拠を書く
- 誤字脱字に気をつける
- 熱意を伝える
どうでしょうか。
書けそうな気がしてきましたか?
履歴書からすでに仕事は始まっていることを忘れないでください。
ぜひ、面接官が「おぉっ」となるような履歴書を仕上げてください。
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