現役介護士が本当におすすめする資格はコレ!【2020年版】

コロナ禍を生き抜くため今こそ資格を。

介護の仕事は、給料が少ないわりに仕事がきついと敬遠されがちですが、実はすごく安定した仕事なんですよ。

コロナ禍において失業者が急増したという、この異常な状況下でも介護士は解雇されることはなく、相変わらず慢性的な人手不足の業界。

資格を持っていてキャリアがあれば就職先を選ぶことも可能なのが介護の仕事です。

今回は、これから介護の仕事をしてみたいと考えている人にオススメの介護の資格をご紹介します。

介護の資格にはどんな種類があるの?

主な介護の資格は9種類あります。

  1. 介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)
  2. 介護福祉士実務者研修(旧ヘルパー1級)
  3. 介護福祉士
  4. 重度訪問介護従業者養成研修統合過程
  5. 喀痰吸引等研修
  6. ケアマネージャー(介護支援専門員)
  7. レクリエーション介護士
  8. 介護予防運動指導員
  9. 福祉用具専門相談員

では、この中でオススメの資格TOP3を1位から発表します!

第1位:介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

2013年4月の介護保険法改正によりヘルパー2級から介護職員初任者研修へ名称が変更となりました。

最短で1ヶ月あれば取得できる、介護の入門的な位置付けになる資格です。

一定時間数の研修を受講して、最後に理解度確認のための簡単なテストに合格すれば資格を取得できます。

テストとはいえ、あくまで理解の確認が目的なので落とされることは、ほぼありません。

取得にかかる費用は5万円〜10万円ほど。

職業訓練などを利用すれば無料で取得できる機会もあります。

初任者研修は、夜勤のある介護施設に勤める際にも最低限必要になってくるので、介護の仕事に就くならまず取っておきたい資格です。

第2位:重度訪問介護従業者養成研修統合過程

この資格があれば重度訪問介護の仕事ができます。

重度訪問介護とは、重度の肢体不自由や知的障害、もしくは精神障害がある常に介護を必要とする方に対して、自宅を訪問し、家事を介助したり、入浴や排泄、食事の介助、生活に関する相談や助言など、生活全般にわたり援助を行うことを指します。

取得にかかる期間は最短で2日間。

取得にかかる費用は2万円〜3万円ほど。

一部のスクールでは、登録ヘルパーとして登録するだけで無料で取得することも可能です。

介護福祉士実務者研修(旧ヘルパー1級)

この資格は、国家資格である介護福祉士を取得するためにも必要になってくる資格です。

また、実務者研修を修了すると、サービス提供責任者の業務を行うことも可能です。

サービス提供責任者とは、通称「サ責」とも呼ばれ、訪問介護においてケアマネやヘルパーの関係をつないだり、介護サービスの計画を立てる役割を担います。

取得期間としては、初任者研修取得済みなら2ヶ月程度、初任者研修を取得していない場合は6ヶ月程度かかります。

取得費用は初任者研修取得済みなら7〜10万円程度、高いと20万円程度というところもあります。

取得にかかる費用や時間もさることながら、内容も難しくなるので簡単に取得を決意できないかもしれませんが、介護業界で長く働きたいと思っている人には、いずれ必要になってくる資格です。

介護の主な資格

介護業界の仕事は多岐に渡り、幅広い専門的な知識が求められます。

そのため、資格の種類も多く複雑なため、以下に表としてまとめてみました。

資格名簡単な説明
介護職員初任者研修介護の資格では「入門」とされ、まずは取得を目指したい基本の資格です。
介護福祉士実務者研修介護職員初任者研修資格からステップアップで取得される場合が多いです。
介護施設で働きながら介護福祉士を目指すためには、実務者研修の修了が必須
ケアマネジャー(介護支援専門員)昨今取得難易度が上がっている介護業界の代表的な資格の一つ。長期の実務経験が必要な専門性の高い資格です。
介護福祉士(国家資格)介護の国家資格です。
介護福祉士実務経験or福祉系高校 or 養成施設、いずれかを軸に取得を目指す国家資格です。
働きながら取得するのが難しい資格ですが、これがないとできない業務も多いため、可能であれば取得しましょう。
レクリエーション資格レクリエーションにも資格が存在します。保有すれば、レクリエーションのリーダーになりやすいなどメリットがあるでしょう。
サービス提供責任者サービス提供責任者として必要な知識を保有していることを証明する資格です。長期にわたり介護業界で働くのであれば視野に入れておきたいですね。
看護師資格介護とは無縁に思えますが、看護師から介護士に再就職、転職するケースもあるようで、たまに介護士でありながら看護師資格を保有しているケースがあります。
病院で従事する介護士であれば、一目置かれる存在になれるでしょう。

ヘルパーは特定の資格がなくても就職できますが、利用者宅で身体介護を行う訪問介護員になるには「介護職員初任者研修」「実務者研修」の認定が必要です。

いずれにしても、新たに資格を取得するのはハードルが高いものです。

キャリア・収入アップを目指すのであれば介護の資格取得をサポートしてくれる再就職、転職エージェントもあるので、活用してみてください。

介護の資格は目標を持って取得しましょう!

介護の現場で活かせる資格で最上位となる資格は、やはり国家資格の介護福祉士です。

国家試験ですので、それなりに難易度も高いですし、今後も年々難しくなっていくと思われます。

また受験にかかる費用も、実務者研修を修了するのに10万円程度、受験するのに15,000円程度かかるので決して安くはありません。

しかし、資格手当も初任者研修や実務者研修より多く貰えますし、介護福祉士の資格があれば他の施設や業種に転職する際でも就職に困ることはほとんどないでしょう。

介護福祉士を取得したあとは、現場で経験を積んだあとにケアマネージャーを取得するのが、介護では王道のルートです。

このように介護業界というのは資格ありきの世界ですので、あなたの将来をじっくり考えながら、その都度、必要な資格を徐々に取得してキャリアアップしていってください。

介護のキャリアアップって何?

ここで、「キャリアアップ」、あるいは「キャリアプラン」というものについて、その本質をキャリアコーディネーター藤井佐和子さんの著書を引用し、検討してみましょう。

実は、「キャリア」という言葉が氾濫してきたのは、ここ10年くらいのこと。日本が豊かになり、仕事を贅沢に選べるようになったからこそ、意識されはじめた言葉。今の世の中はキャリアプランについての情報が山のように溢れ、何が正しいのか、わからなくなってきているのかもしれません。(中略)まずは漠然とでも良い、ライフプランをどうしたいのか、どういう人間になりたいのか、そこから考えていかないといわゆる無駄なキャリアを積むことになります。(中略)今は不景気とはいえ、親の時代に比べると実はますます職種が選べる時代。そして、不景気だからこそ、レールにしがみつかず、自分にふさわしい方法でキャリアを積んでいかないと、たまたま自分に合ったレールを見つけてうまく進んでいる人に負けてしまうことになります。
引用元:藤井 佐和子「転職-思ったときに読む本」