介護の転職はハローワークと求人サイトどちらを使う?メリットとデメリット解説

介護の転職を考えた時、ハローワークか求人サイトどちらを使うか悩みますよね。
この記事では、それぞれのメリットや適性について詳しく解説しています。
ぜひご参照ください。
もくじ
転職には情報が不可欠
転職するには求人情報や口コミ、その他企業データが必要になります。
平たく言えば「情報」が転職には不可欠なわけですが、その「情報」の内容は実に様々です。
というわけで、まずは自己分析から始めましょう。
介護業界に転職する際に、あなたが求める情報は何が必要でしょうか?
次の中から選んでみてください。
- 企業概要(施設概要)
- 勤務時間
- 給与体系
- 福利厚生
- 入居者、利用者の介護等の情報
- 勤務場所
ここで選んだ内容によって、あなたに適した情報収集の方法が見えてきます。
選び方の一例
いきなり選べと言われても困る!という人もいると思うので、私なりの選び方をご紹介します。
私が重要視するのは、勤務時間と給与体系の関係です。
1日8時間勤務に対しての時給換算や固定給換算、更に資格手当や夜勤手当の有無です。
自分とって、転職に際して「これだけは譲れない」というポイントが明確になっていれば選びやすいと思います。
ハローワークか求人サイトか
さて、では「情報」をどこで如何に取得するかでしょう。
その答えはご存知の通り、
- 求人サイト
- ぐぐる(ネット上の情報をかき集める)
- ハローワーク
この三択ですね。
自分で、求人ネットや媒体(アルバイト情報誌)を使用して得るか、ハローワークの求人情報欄を閲覧して得るか、求人サイト(介護求人サイト)の仲介者と密に連絡を取り情報を収集するかに尽きると思われます。
それぞれにメリット、デメリットがあり、転職しようと思ってもココで悩んでしまって次へ進めないケースも多いんです。
そういった方の悩みを少しでも軽減するために、この記事ではハローワーク、求人サイトのメリット、デメリットと適性についてまとめてみました。
ぜひご参照ください!
ハローワークのメリット・デメリット
ハローワークのメリット
ハローワークの最大のメリットは、国のお墨付き組織である点です。
ハローワークに求人を出す企業といえば、国や県、道が推奨する企業になりますので、間違った企業はおおよそ少ないだろうとも言えるので安心感も大きいですね。
そして、ハローワークを介して応募すると、ハローワークからの紹介状を得て面接に臨むことができます。
これは、大きな武器になります。
ハローワークのデメリット
ハローワークのデメリットは、求人サイトに比べて求人の幅が少ない点です。
自分が望ましい、希望する施設形態の募集先が見つかる確率は求人サイトとくらべると劣ります。
また、ハローワークには募集の数限りがあります。
自分が働きたい施設が既に埋まっていて、結果的に条件をかなり妥協して就職‥という事もよくあります。(選択肢が多ければ同じような条件の施設に切り替えれば済むのですが)
さらに、ハローワークに出向く=時間がかかる、という事もあります。
平日の週初めは朝から混雑も予想されます。
この待ち時間も、なかなかに苦痛です。(経験者なら分かると思います)
時間をかている間に、誰かが先に希望の就職先にアプローチしている可能性もあるわけなので、体力・精神的な負担だけではありません。
こんな人はハローワークを使おう
ハローワークを使うべきかどうかは、自分がどれくらい国のお墨付き機関であるハローワークを信頼しているか、という点で決められます。
国の威光のお陰で紹介状を、ハローワーク経由での面接依頼は承認されやすいとも聞きました。(ハロワ無し個人での申し込みで苦戦していた方)
求人サイトのメリット・デメリット
求人サイトのメリット
介護の求人サイトを利用する最大のメリットは、その莫大な情報料の多さです。
- 過去、その会社(施設)で問題はあったか
- その会社(施設)の離職率
- その会社(施設)で現在働いている人の口コミ・評価
- 非公開の求人情報
といったコアな情報が手に入ります。
内容の具体性・質に関してはハローワークを凌いでいると言って良いでしょう。
また、登録すると担当者が付いてくれるのも求人サイトの大きな魅力です。
ハローワークももちろん求職活動を職員が一緒に手伝ってくれますが、求人サイトは介護職専門の担当者が付くので、資格や就職後の希望などを具体的に話し合う事が可能です。
求人サイトによっては、履歴書の書き方や面接のサポートも行ってくれるので、初めて転職する場合は大変心強いです。
さらに、ネット上で求人検索ができるので24時間いつでも転職活動ができるのも良いですね。
仕事終わりや休憩時間にサクッと新着求人をチェックできるのはハローワークには無いメリットです。
求人サイトのデメリット
求人サイトにもデメリットはあります。
- エージェントによっては夜分に連絡してくる。すぐにでも転職したい人には最適だが、ゆっくり時間をかける方には不向き
- 国家が太鼓判を押すハローワークと比べると、面接時に後ろ盾が弱くなる
- 担当者の顔が見えないので、用心深い方には不向き
などが挙げられます。
おわり
ハローワークと求人サイト、それぞれの良い点と悪い点をまとめてみました。
情報の整理はできましたか?
それぞれに良い点があるので、ハローワーク+求人サイトの2段構えで転職活動をするのも大変合理的だと思います。
最高の情報を効率よく手に入れて転職に成功してください。
当サイト「介護アップ」には様々なシチュエーションの転職活動体験談や、求人サイト情報を掲載しています。
ぜひ、そちらもご活用ください。
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