介護士がグループホームに転職すると給料、年収はどうなる?【体験談】
老人ホームからグループホームに再就職した介護士の体験談

読者様から寄せられた介護の体験談記事を掲載しています。
私は、とある老人ホームからグループホームへ転職しました。
転職した経緯と、グループホームに再就職してから変わったことなどをぶっちゃけて書いてみたいと思います。
介護業界に携わる方で、これから転職、再就職を目指している方にとってはきっと参考になるはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
有料老人ホームを退職し再就職活動スタートした経緯
まずは前職の介護付き有料老人ホームの事をお話しします。
私が働いた介護付き有料老人ホームは
- 早番
- 日勤
- 遅番
- 夜勤
の四交代制を採用していました。
それぞれ役割と行うべき業務の時間がきっちり決まっており、業務に書いてあること以外はしないようにという徹底ぶりでした。
マニュアル通りのことをすればよかったので残業はほぼありませんでしたし、混合型の有料老人ホームだったので認知症のある人からない人、自立から要介護5まで様々な人が入所されており、介護士としてはとても勉強になる施設でした。
退職した施設とは言え、やはり悪いところしかない施設なんて無いのだと思います。
どんな施設でも勉強は出来ますし、人間関係や勤務形態など良い面は必ずあるものです。
しかし私は転職、再就職を決意しました。
- 給料が安い(16万)
- 職場が山の上なので大変
- 夜勤が非常に多い
- スタッフが少ないので仕事量が多い
という不満点があり、「この施設にいては変わらないだろう」と思った事がきっかけです。
とはいえ、もちろん転職しただけで全てを解決するのは無理だと分かっていたので、
少なくとも上記の項目のうち2つ以上解決できる職場に転職しようと決め、転職エージェントを利用して転職、再就職活動をスタートしました。
辞めないまま就活すると色々と調整が大変ですが、何より無職の期間を最短にできるというメリットが大きいです。一度辞めてから就活するメリットとしては、就活に全力で集中できるという点と、相手の希望の面接日に自分を合わせられる点が大きなメリットですよね。
介護の転職は仕事を辞めてから始めるべきか?辞めないで始めるべきか?
さて、転職を検討している方の多くは「現在の仕事を辞めてから転職を始めるべきか」と悩んでいるのではないでしょうか?
それぞれにメリット、デメリットがあるので、まずはそれぞれの注意点やリスクについてしっかり確認した上で、進むべき道を定めていきましょう。

介護の転職は仕事を辞めてから始めるべきか?...というと、これはどちらも正解だと思います。
どちらにも申し分ない大きなメリットがあるのです。
私も転職の際、この2択で大いに悩みましたが、最後は自分の直感を信じて突き進めば、それが正解だと思います。
私(介護士)が再就職するまでの流れ
私は以下のような感じで再就職まで進みました。
- 老人ホームに努めながらも転職活動をすることを決意
- ハローワークと転職エージェント、転職サイトに登録
- 仕事帰りに転職サイトで求人を探す&転職エージェントから提案とアドバイスを受ける
- 現在の職場(グループホーム)の求人に出会い、面接の申し込み
- 一応上司には2ヶ月前に退職する可能性を申し出る
- 面接の目処が付いたので一ヶ月前に退職の意向を申し出(法律的には2周間前でもOKです)
- 退職し面接へ
- 再就職に成功。正社員採用される
転職には介護職を紹介してくれる転職エージェントを利用しました。
転職エージェントは再就職の強い味方
転職エージェントは、在職しながらスキマ時間で転職先を探せるので、利用するのは良い選択だと思います。
特に休みの少ない介護業界においては特に非常に重要な存在だなと感じました。
就職の相談から面接に至るまで完全にサポートしていただき、大変助かりました。
あかね
(管理人)
このサイトでは、転職時に役立つ転職サイトをランキング形式で掲載中。
管理人が転職する時に検索魔と化し情報を調べまくった日々の集大成なので、自信を持ってオススメします笑。
ぜひ、ご覧ください!
グループホームへ再就職
現在の職場であるグループホームについても一言。
老人ホームより、もっと少人数のところで利用者様と密接に関わりたいと思ったのでグループホームに転職をしました。
グループホームは複合型施設だったので、デイサービスや訪問介護ステーションなども併設されており、お互いに助け合いができました。
ケアマネと一緒にどうしたらよりよい生活を送ってもらえるようになるかを考えることもできます。
ここで重要なポイントを一つ。
複合施設であるかどうか、というよりもスタッフ、人員はしっかり足りているかどうかを重視すべきだと思います。
スタッフが足りていないと、グループホームだろうとどこだろうと残業地獄に陥り、仕事に追われることになってしまいます。
介護の転職活動をする前に決めておくべきこと
数多くの人の介護の転職活動をする方と出会ってきましたが、その中で、転職活動が上手くいく人、上手くいかない人の差がある事に気づきました。
うまく行かない人の多くは実際の活動に入る前から自分自身で今回の介護の転職に際して重視すべき点を決めていない事が多いです。
これを決めておくことで、なぜ転職が成功する確率が上がるのか?
その理由はとてもシンプル。
これを決めておけば、面接時にその会社が「本当に自分が適した会社なのかどうか」を判断できるようになるからです。
上手くいかない人は、「内定がもらえるかどうか」を重要視し、介護の転職後の事をイメージできていない場合が多いです。
自分が重視したかった点をクリアしていない会社に内定をもらえたとして、入社して大丈夫でしょうか?
この点を一度冷静に検討してみることが大切です。
どこでも良いから内定もらえてラッキー!という考え方では転職後に後悔する可能性が高いです。
それともう一つ。
事前に自分の重視するポイントを明確にできていれば、介護の面接においても適切なタイミングと言葉で質問したり、回答できるようになるので自然と面接官の心象もより良いものになるはずです。
再就職でお給料、年収も増えた!
また、再就職してからお給料も改善され、年収がアップしました。
ちゃんと皆勤手当てや介護職員処遇改善加算も出ましたし、ボーナスも年2回もらえるようになったので有難いです。
もちろん、こういった待遇も求人情報にしっかり乗っているので、就活する際はしっかりココも押さえていきましょう!
CATEGORY