介護士はグループホームに転職するのがおすすめ。仕事負担は施設を変えると減る!

サ高住から転職した体験談です

読者様から寄せられた介護の体験談記事を掲載しています。

介護士が同業界で転職するのであれば、ユニットのグループホームを選ぶのがベストかもしれません。

私はサ高住からグループホームに転職しましたが、前職と比べて休日数や仕事負担などの面で色々と改善しました。

転職の経緯や、メリットなど具体的に書いていきます!

もくじ

転職前は精神も肉体もボロボロだった

私は新卒でサービス付き高齢者住宅の事務に就職しました。

介護も業務のひとつとしてこなしていましたが、事務と介護を兼任していたこともあり、精神的にも肉体的にもボロボロでした。

最近は人手不足で、このような過酷な状況の施設は増えているのではないでしょうか。

唯一の救いは、自分に介護という仕事が合っていた、という事だけ。

これは、利用者様と接する中で本当にそう思いました。

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介護という仕事は本当に楽しい。しかし、精神的にも体力的にも一生続けていく自信は、無い汗

次第に、「もっと自分のスキルを高めたい」という気持ちと、「あまりにも激務な仕事から距離を置きたい」という気持ちが募り始めました。

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もう我慢できない!転職にリスクがあるのは知っている。でも、経験をたくさん積んできた自分なら、きっと大丈夫だ!

と思い切って今の職場に転職しました。

転職には介護求人サイトを利用した

転職活動は、経験者だった事もあり、そこまで苦労なく完了しました。

色々な転職媒体を検討しましたが、結局選んだのは「転職エージェント」。

介護の求人媒体の種類について

たくさんある求人媒体のそれぞれの特徴をざっくりとまとめてみました。

総合求人サイト
  • 転職を考えるすべての人
  • キーワード検索があるので、ある程度条件が絞られている人
介護の転職エージェント
  • 介護の転職の方向性に迷い、キャリアの相談に乗って欲しい人
  • 高度なキャリアがあり、非公開の求人情報を知りたい人
求人誌・求人チラシ
  • 勤務地を意識した転職活動をしたい人
転職イベント
  • 一度に、たくさんの企業研究がしたい人
  • 希望の企業を決める際、社員と直接話をして決めたい人
ハローワーク
  • 勤務地(地域)を意識した転職活動をしたい人
  • Uターンなどで、地域に密着した企業ではたらきたい人

(参考:森本 千賀子「マンガでわかる 成功する転職」)

管理人のおすすめは介護の転職エージェントです。

同業種の転職にも、他業種をチャレンジする場合にも気軽に活用でき、利用料金も無料です。

さらに、ハローワークでは出会えない「非公開求人」を取り扱っている介護のエージェントを活用すれば、転職できる企業の幅が大きく広がります。

これと「総合求人サイト」を組み合わせるのもおすすめ。いずれもウェブ上で効率よく転職活動を進めることが可能なので、相性が良いです。

介護の再就職、転職サイトランキング

今の時代、転職するにも様々なツールが用意されているので心強いですね。

無料で担当者を付けてくれたので、就職まで書類作成のサポートなど、かなり手厚くサポートしていただきました。

おかげで自分の適性を分析したり、就職希望先の調査もお任せして効率よく転職活動ができました。

そして、1カ月程で希望の「グループホーム」への転職が決まりました。


あかね
(管理人)

このサイトでは、転職時に役立つ転職サイトをランキング形式で掲載中。

管理人が転職する時に検索魔と化し情報を調べまくった日々の集大成なので、自信を持ってオススメします笑。

ぜひ、ご覧ください!


転職サイト一覧


グループホームの転職で給料アップ成功!

転職活動で給料アップを重視した事が良かったのか、転職により給料を増やすことに成功しました。

ちゃんと手当が付く夜勤の仕事にも入れるようになった事の影響がデカいです。

介護業界における
「夜勤」と「手当」の話

一般的に、夜勤手当はパート・正社員問わず支給される場合が多いです。

パートの場合、時給に500円程度上乗せされれば並でしょう。

「夜勤手当5,000円/回」のように回数ごとに支給されるケースも増えていますね。

管理人の勤めていた特養の場合、介護福祉士など資格保有者は、より優遇されていました。

夜勤に関する支給額の目安を以下の表にまとめたので、参考にご覧ください。

夜勤手当(1回毎に支給)3,000~8,000円
夜勤手当(パート・派遣の時給) 22~翌5時の間は時給が25%増し
夜勤専従の日給(有資格者の場合)20,000~30,000円

金額は東京の求人を参照したもの

また、事務の仕事は無くなり介護の業務だけに集中できるようになりました。

「やりたかったこと」が出来る喜びを感じています。

前職では70人を1人で見ていたけど‥

利用者への介護内容も良くなりました。

1人で受け持つ利用者の数が減ったからです。

サービス付き高齢者住宅では、夜勤者の人数制限がないので70人に対して夜勤者が1人という過酷な状況でした。

しかし、グループホームでは夜勤者1人に対して9人(ワンユニット)を見るので、61人分負担が減ったと言えます。

常に他の介護士がいることで、精神的な負担も減りましたね。

最初は「これでお金貰っていいの!?」って、思いました笑

また、選んだ介護職が「グループホーム」だった事も良かったと思います。

グループホームの特徴だと思いますが、基本的には利用者様ご自身でできることをして頂くので、介護士の肉体的な負担が、かなり軽減されるのです。(サ高住と比較して)

私と一緒になって料理や洗濯たたみ、レクリエーションなどをして過ごすのがルーティンです。

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色々悩んだけど、転職してよかった!

自分の時間が増え、趣味のバンドを再開

夜勤は二日分働くことになるので、夜勤前と明けは時間があります。

なので、家事をする時間が持てるようになりました。

お恥ずかしい話、転職前は家がゴミ屋敷だったので笑

また、自分の時間で趣味だったバンド活動も再開できました。

今ではそれが生きがいになっています。

自分に合った職を選ぶ事が、転職成功のコツ

私はグループホームへの転職で成功したので、遠回しにサービス付き高齢者住宅の事を悪く言ってしまったかもしれません。

でも、サービス付き高齢者住宅が自分に合っていると思える方にとっては最高の職場と言えるでしょう。

コミュニケーションが苦手な方にとっては、グループホームの仕事は辛いかもしれませんし。

転職を成功させるなら、自分にあったところを探すのが大切だと思います。

介護はしんどい!と言われがちですが、自分に合っていればそんなに辛くないものです。

今の仕事が辛い‥苦しい‥そんな風にお考えであれば、ぜひ転職も検討してみる事をおすすめします。

同じ介護のしごとでも、施設や仕事内容は様々なのです。

介護施設の種類について

介護業界には多様な介護施設があり、それぞれに特徴や受け入れ条件・運営母体の違いがあります。

代表的な施設としては、以下のようなものがあります。

  • 介護付有料老人ホーム/○
  • 住宅型有料老人ホーム/○
  • グループホーム/○
  • サービス付き高齢者住宅/○
  • 健康型有料老人ホーム/○
  • 高齢者専用賃貸住宅/○
  • 高齢者向け優良賃貸住宅/○
  • シニア向け分譲マンション/○
  • 特別養護老人ホーム/△
  • 介護老人保健施設/△
  • 介護療養型医療施設/△
  • 軽費老人ホーム/△
  • ケアハウス/△

○・・民間が運営 △・・公的施設が運営