介護士が仕事にやりがいを求めた結果、転職していた話【実話】
デイサービスに転職して変わった「やりがい」と「労働環境」

読者様から寄せられた介護の体験談記事を掲載しています。
今回は、病院勤務の介護士からデイサービスへ転職した私のエピソードを具体的に書いてみたいと思う。
病院勤務時代はとにかく激務に追われ消耗し、介護辞めようかと思いました。
しかし、「やりがいって何だっけ..」と、仕事に追われながらも思う日々の中で、自分の中でとった行動は「転職」でした。
このままではダメだと、えいやっと見切りを付け、前に進むことができたのです。
これから転職する人や、介護業界に興味がある方にとって、参考になる記事になれば本望です。
もくじ
念願だった介護の世界へ
私は、ずっと介護の仕事がしたかった。
理由は簡単である。
お年寄りが好きだからだ。
人の為に尽くすことは、昔から好きで、お年寄りの方と話しをするのも好きである。
介護の世界で働く人の多くは、私と同じような純粋な気持ちで働いている人も多いと思う。
そして、最初の会社である「病院介護」のスタッフとして従事することになる。
後に転職することにはなるが、最初の 会社に入れた時は本当に嬉しく、天にも昇る心地だった。
病院勤務では数を求められた
最初の介護の仕事の就職先は、病院であった。
それも、救急車が来るような大きな病院だ。
実際、病院で介護を受けている利用者は多い。
体の半分が動かない人、自力で排泄することができない人、物を飲み込むことができなくて、食事時に介助が必要な人等、様々である。
業務内容はまさに激務で、休憩も取れない状態。
また、病院の介護の仕事は数をこなすことが求められる。
しかし、数をこなす事を求められるものの、割り当てられる人員はかなり少ない。
そんな状態なので入社後はまともな研修も無し。
オムツ交換は基本的な事だけを研修で教わっただけだったので、思った通りにいかず大変だった。
精神的にも異常をきたすほどに、この頃の自分は追い込まれていたのをよく覚えている。
とにかく激務、激務、激務だった。
転職のきっかけ
毎日膨大な数の介護を体験する事で、次第に数がこなせるようになり、スムーズにオムツ交換もできるようになった。
高齢者の方との会話もかなり上手くなったと思う。
会話の中で自然と笑顔が生まれるようになり、介護という仕事の楽しさが分かった。
自分が入社前に思い描いていた高齢者とのふれあい、そういった部分に喜びを感じられる程度には余裕が出来てきた。
人間は地獄のような環境にでも適応できるようにできているのだなと感心する。
そして、次のような思いが湧き上がってきた。
- 自分の技術をもっと磨きたい
- もっとゆっくりと会話が楽しめる、余裕のある職場で働きたい
- 給料が割にあって無いので、増やしたい
自分の実力が付いた頃合いが、介護の世界では転職の良いタイミングなのだろう。
そして転職を決意した。
カッコうけて言うなら、数をこなす介護よりも、質を求めたのである。
※転職には求人数が増えるシーズンがあるようなので、転職時期に悩んでいる人は参考にしてほしい↓
介護の転職が盛り上がるシーズンは?
再就職、転職を始めるなら、介護の転職が盛り上がるシーズン(旬)について抑えておきましょう。
旬を押さえることで、他の就活者とのバッティングを避けたり、求人数が多い時期に合わせて準備することができます。
トップコンサルタント森本 千賀子さんの著書の引用を掲載します。
引用元:森本 千賀子「マンガでわかる-成功する転職」
このグラフによると、Aの期間(1~3月、5~8月)が転職の旬と言えますね。
もちろん、あえて旬を避けることで競争率を下げられる(Bの月を狙う)という考え方もできます。
デイサービスの世界へ
転職にはネットの介護求人サイトを使い、比較的スムーズに内定も頂けた。
介護求人サイトは無料だったが登録するだけで担当を付けて下さり、転職先の紹介や施設の経営状況、離職率、評判や口コミなどかなり深い情報をご提供いただけたので大変効率的に転職活動を進められた。
あかね
(管理人)
このサイトでは、転職時に役立つ転職サイトをランキング形式で掲載中。
管理人が転職する時に検索魔と化し情報を調べまくった日々の集大成なので、自信を持ってオススメします笑。
ぜひ、ご覧ください!
質重視の介護ができる環境へ
かくして、私は病院介護からデイサービスへと転職することに成功した。
デイサービスの介護は、素直に「やっていて面白い」と感じられた。
相手の方とコミュニケーションをとれる時間が前職と比べると圧倒的に多いからだろう。
多くの学びもある。
高齢者の方が大半なので、私よりも年齢が倍近く離れている方と話しをすると、勉強になることがとても多い。
給料に関しては横ばいで、あまり変わらないが、それは承知の上で転職した。
激務から解放された上に、給料が変わらないのだからなんな文句もない。
病院の介護職からデイサービスの介護職に転職したことは、自分にとってメリットしか無かったとすら思う。
介護施設の種類について
介護業界には多様な介護施設があり、それぞれに特徴や受け入れ条件・運営母体の違いがあります。
代表的な施設としては、以下のようなものがあります。
- 介護付有料老人ホーム/○
- 住宅型有料老人ホーム/○
- グループホーム/○
- サービス付き高齢者住宅/○
- 健康型有料老人ホーム/○
- 高齢者専用賃貸住宅/○
- 高齢者向け優良賃貸住宅/○
- シニア向け分譲マンション/○
- 特別養護老人ホーム/△
- 介護老人保健施設/△
- 介護療養型医療施設/△
- 軽費老人ホーム/△
- ケアハウス/△
○・・民間が運営 △・・公的施設が運営
転職と言えば給与ばかりに目がいきがちだが、
- やりがい
- 余裕
- 労働環境
こういった所もこだわるべきで、それはつまり「きちんと業務内容や施設、キャリアパスを吟味する」ということに尽きるだろう。
私の思う転職を成功させるためのポイント
最後に、私の思う転職を成功させるためのポイントをまとめてみようと思う。
まず最初のポイントは、「明確な目的を持つこと」だと思う。
漫然と「給料を増やしたい」と思うだけではなく、「質を重視したい」「仕事量を減らしたい」と言った要素も検討しながら、多角的に求人案件を絞り込んだ方が希望の職場が見つかるだろう。
そうすれば自分の満足できる環境でじっくりとキャリアアップしていくことも可能だ。
介護のキャリアアップって何?
ここで、「キャリアアップ」、あるいは「キャリアプラン」というものについて、その本質をキャリアコーディネーター藤井佐和子さんの著書を引用し、検討してみましょう。
実は、「キャリア」という言葉が氾濫してきたのは、ここ10年くらいのこと。日本が豊かになり、仕事を贅沢に選べるようになったからこそ、意識されはじめた言葉。今の世の中はキャリアプランについての情報が山のように溢れ、何が正しいのか、わからなくなってきているのかもしれません。(中略)まずは漠然とでも良い、ライフプランをどうしたいのか、どういう人間になりたいのか、そこから考えていかないといわゆる無駄なキャリアを積むことになります。(中略)今は不景気とはいえ、親の時代に比べると実はますます職種が選べる時代。そして、不景気だからこそ、レールにしがみつかず、自分にふさわしい方法でキャリアを積んでいかないと、たまたま自分に合ったレールを見つけてうまく進んでいる人に負けてしまうことになります。
引用元:藤井 佐和子「転職-思ったときに読む本」
また、転職に際しては効率化のために介護求人サイトを利用すること。
そして、できればより好待遇の求人に巡り合うために資格を取得しておいたほうが良い、ということだ。
以上、本記事が皆様の役に立てば幸いである。
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