ケアマネージャーの質に良悪の差が激しい理由

ケアマネージャーって同じ資格者でも「良い」「悪い」の差が激しいと言われますよね。

もしかしたら、こういった時期は一時的なもので、数年後には「良いケアマネージャー」しか残っていないかも知れません。

今回は、そんなテーマで記事を書いてみたいと思います。

ケアマネは当たり外れがある?

今回は良いケアマネージャーと悪いケアマネージャーの差が激しい理由というようなテーマで記事を書いてみたいと思います。

これについては、色々な所で利用者、家族あるいは 他職種(医師や看護師)といった方々から理由を聞かれます。

「良いケアマネージャーさんはとってもいいんだけども、悪いケアマネージャーさんは徹底的に駄目だ」という言い方をされますね。

実際問題として、ケアマネージャーの中で良悪の差が激しいことは事実として存在しています。

これについてはケアマネージャー という職業に従事する全ての方が認識すべき改善課題だとは思うのですが、 そもそもなぜケアマネージャー職の中でこれだけ差が激しいのかということについて考えてみましょう。

ケアマネ誕生の歴史を見ると、少しその理由が見えてきます。

ケアマネージャーの歴史

ケアマネのベビーブームとは

ケアマネージャーが誕生したのは西暦2000年(平成12年)、介護保険が生まれた年であり、この保険とは同時に誕生しました。

介護保険と同時に登場した資格で、当時(今もそうですが)は介護サービスを利用するのにケアマネジャーがケアプランを立てなければサービスを使うことができなかったんです。

制度が始まった「混乱期」ということもあって、当時はケアマネージャーがたくさん必要でした。

どんどん増やしていってプランを作らなければ、在宅でせっかく 介護保険が始まって施設はたくさんあるのに、利用スタートできなかったからです。

ケアマネージャーはケアマネージャーの試験に合格し、研修を経過しなければ資格を得ることはできませんよね。

今から17年前も当然この資格は存在しましたが、この頃の合格率は、なんと全国の受験者のうち40%近くの方が合格していました。

これはケアマネージャーが必要だったという時代背景を写していると思われます。

ケアマネは量より質の時代へ

そんな時代も終焉を迎え、現在(平成28年)は合格率10%。

8人から9人は不合格となるという非常に難易度の高い資格に変わっています。

今やケアマネージャーは飽和状態で、当初のようなケアマネージャーがたくさん必要という時代背景ではなくなりました。

ケアマネージャーのベビーブーム時代から、今は量より質のケアマネージャーの「サバイバル時代」に切り替わってきたというような言い方も出来ると思います。

ケアマネージャーの研修時間も倍増し、実習も必修となり、試験科目も出題範囲が広がり、これまで免除があった免除の規定もなくなり、受講要件も基礎資格がほぼ国家資格に限られるというような非常に厳しい試験に変わりました。

また、資格は5年ごとに更新が必要となり、更新研修も1.5倍。

主任ケアマネも更新制になり、ケアマネージャーにとっては非常に厳しい時代になったと言えますね。

ケアマネージャーの質はどんどん上がっている

かつてのケアマネ量産時代の方の中には、今の高いレベルのケアマネ技術・知識についていけない方もいるのが実情です。

ケアマネージャーは今、ふるいにかけられ厳選されていっている時期であり、良いケアマネージャーと悪いケアマネージャーが混在している事の理由でもあるのです。

辛い時代ですね..。

今後はどんどん悪いケアマネージャーはその資格を失っていくか、レベルアップしなくては生き残っていけなくなりますので、利用者や他職種(医師や看護師)さんにとってみれば望ましい状態になってきていると言えるのではないでしょうか。

 

以上、ケアマネージャーの歴史から「良いケアマネージャー、悪いケアマネージャー」が同じ資格者の中にこれだけ存在している理由を書いてみました。

本記事が何かの参考になりましたら幸いです。

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