介護士が絶望する最悪な上司、先輩のエピソード5選

介護士歴10年で出会ってきた最悪な上司、先輩達

読者様から寄せられた介護の体験談記事を掲載しています。

介護士として10年以上働いてきました。

そうすると、やはり出会ってしまうんです。

「この上司はなんでこんなに高圧的なんだろう」「この先輩はおかしい..」

そんな方々に。

今回は、そのエピソードを5つ厳選してご紹介します。

今、そんな人達に悩んでいる介護士さんにこそ本記事を読んで欲しい!

そして「自分よりもマシかも」と思って頂きたい。

みんなでどんな困難も乗り越えていこうぜ!

もくじ

1.怪しいセミナーに連れていきたがる先輩介護士の話。宗教かコーチングか..

私が新人だったころの話です。

介助の技術が未熟だった私は、利用者を介助するたびに先輩方に手伝ってもらい、そして技術を教えてもらっていました。

ある時、職場の別チームにいる先輩Sさんから「まだ技術が伴っていないよね」

と声をかられました。

そこから、先輩介護士Sさんからの謎の勧誘が始まります..

今回は、その時の話を書いてみたいと思います。

介護士Sさんは謎のトレーナー!?

介護士S先輩からは次のような言葉で勧誘されました。

「私が知っている講習会があるけど行ってみる?」

「私、実はそこのトレーナーしているんだ」

「あなたには割引あるよ」。

そして「効果ないと思えば返金あるし」

と言われました。

金額は割引価格で約一万数千円。

普通はやんわりと断りますよね!?

でも、その時はS先輩を信頼していた事と、自分に自身が無かったので

「それで技術があがるなら…」

と思い、結局先輩を通して申し込みました。

ダメなら返金してもらえるし…。

セミナー当日のこと

そして怪しいセミナー当日。

遠方のとある雑居ビルの会議室でそのセミナーが開かれました。

会場には、私のほかに三十名程度の若い介護士らがいました。

講師の方は五十代くらいの男性、そしてS先輩ふくむトレーナー数名。

講師は、最初からとにかく一方的に喋る人でした。

ヘッドマイクをつけて、スティーブジョブズを意識したような右に左に移動して身振り手振り交える喋り方。

私はそのときから胡散臭さを抱いていました。

自己紹介もなく、持っているという資格も医療系免許ではなく、聞いたことも無い認定資格。

  • 自分のやりかたは米国の大学の教授に認められた
  • 〇〇テレビの取材を受けたけど地震のせいで放送されなかった
  • エビテンスはあって論文に書きたいけど盗まれるのが嫌だからみんなにこっそり教えている、とか。

もう胡散臭さ全開。

セミナーの内容は宗教の領域に…

肝心の内容といえば、筋肉の動きを感じ取って患者を移動させるという、よくわからないもの。

言うことはそれなりでしたけど、たぶん専門の人が聞いたら突っ込みどころ満載の噴飯ものでしょう。

気になったのは、何かにつけて、特定の受講生が「すごい」

「先生、まさに神の手ですね」なんて言っていた事です。

でも演技が下手くそなサクラと丸わかり。

実際にペアになって筋肉の動きを感じ取る実技では、受講生同士が向き合い、軽く身体にふれてそれを30分続ける、というもの。

講師が「暖かくなってきたでしょ?」

「動きたくなったでしょ?」などと問いかけますが、私は終始「?」でした。

あるペア(さっきのサクラ)は

「すごい!!」

「腰が軽くなった」

「今度職場の人を連れてきていいですか?」

と声を出していましたが、私を含め他のペアにはちんぷんかんぷん。

そこで、私は直接講師に

「変化ないですけど…」

と言うと、講師の人が私の体をしばらく触って

「うん、あなたは内蔵が悪いから難しいのかもね~」

と言ってその場を離れていきました。

そのやり取りを見ていた、別のペアについていたトレーナー役のS先輩が慌てて私のところに来て

「そのうちできるから」

「納得する精神状態じゃないんだよ」

と意味不明なこと言うばかり。

その後も、効果あったというトレーナーをしている人(なんの資格かは不明)が

「利用者さんが立てるようになった」

「私の手を必要とする人が増えた」

なんて涙ながらに語りだしたり、なぜか一人一人顔写真を撮り始めたりと意味不明な展開。

最後は、講師が

「納得できた人は挙手」

「挙手しない人は返金します」

なんて言っていました。

布団の叩き売りか!?

絶対に返金してほしかった私。

しかし、ここまでくると布団のたたき売り状態。

まさに催眠商法です。

挙手しなかった人に対してトレーナー達は

「お金返するけど、その前にじっくり話を聞かせて」

と他のトレーナー数名で取り囲み矢継ぎ早に詰問。

最後は無理やり説き伏せる始末です。

最後は全員が効果あると挙手して終了でした。

S先輩の勧誘再び

後日、S先輩が「今度は一泊二日のセミナーあるよ。十万するけど、初回コースうけてるから半額でいい」

と言われましたが、もちろん断りました。

その後すぐに私は退職したので、S先輩どうしてるかは知りません。

もしかしたら、今も新人介護士らに声をかけているかもしれませんけど笑

 

以上、私が出会ってきた介護士の中でも、抜群にヤバい人の話でした。


あかね
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2. 介護士のパワハラ女上司に異動させられた話

今回は介護現場で働いてる私が出会った信じられない上司と部下の行動、エピソードをお伝えしたいと思います。

パワハラ女上司に異動させられた、という話です泣

完全なパワハラ、クラッシャー上司!

充実の日々

私は現場の中間管理職として1年ほど経過し、就任当初と比べて上司や部下、利用者様やその家族からの評判も良く、やりがいに満ち溢れて仕事をしておりました。

閉鎖的だった施設だったため、今まで行うことがなかった地域交流にも積極的にアポ取りからはじめ、大きな行事にはご家族様にも参加、お手伝いを頂けるほどになるまでの信頼関係を築くことができていました。

この職場でずっと働いていたい..心からそう思いました。

そんな折、上司の更に上の「パワハラ女上司」に呼び出され、状況は一変しました。

一方的なバッシング!

開口一番、言われたのは、

「あんた、全然仕事できてないよね」

の一言でした。

「あんたのやってること全部自己満足だから」

などと猛烈なパッシングを一方的に受ける羽目になりました。

利用者から信頼されること、部下・上司ともに施設を盛り上げて楽しもうとすること。

一体何が間違っていたのか..?

利用者が減るなどの問題は無いはず..。

と、逡巡しましたが、あまりにも突然のことで言葉につまっている私に

「異動して(事実上の左遷を意味しています)」

の一言を放ち、それ以上は何も言えなくなりました。

仕事を辞めるという選択肢もったのですが、とにかくなんの前触れもなく、そんなことを言われては転職の対応も間に合わず。

しぶしぶ了承をすることに。

正直、悔しさで涙が止まりませんでした。

まさに「ずっと俺のターン!」という感じで何発も言葉で殴られた感じで、部屋を出た後しばらく呆然と立ち尽くしてしまいました。

異動させられてからのこと

余談ですが、そんなパワハラ女上司が、最後の出勤日に初めてくれたプレゼントは、食べかけのチョコレートでした笑。

後日になり、知り合いから以前の職場の様子を聞く機会がありました。

人手不足なりにも盛り上がりとやりがい、スタッフ同士の笑顔で満ち溢れていた職場の現在は..。

何人もスタッフが退職し、

利用者も何人も退去をし、

今は見る影もない「終末を迎えた介護施設」と化しているそうです。

 

…切ない気持ちもありますが、ざまぁみろって思います怒


あかね
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3. お局介護士のいびりが酷い。新人いじめ

私は、新卒で働きだして3年目の介護士です。

私の職場のやばい先輩の話を聞いてください…

私の職場は、割と女性率が高い職場です。

だからでしょうか?

新人いびりがひどいんです…

今回はその話を書いてみたいと思います。

お局介護士の新人いびり

前述の通り、私の職場には中年女性のお局介護士がいるのですが..

その人の新人いびりが酷いんです。

その人に気に入られるか、気に入られないかで、個々の職場のいやすさはずいぶんと変わってきてしまいます。

私ははじめの1年目はそんなこととは全く知らなかったのですが、中にいて3年目にもなるとお局がどのように新人をいびっているのか、

そのポイントが分かってきました。

今職場のお局に悩んでいる方はご参照ください。

以下よりお局が見てくるポイントの一例を挙げてみます。

ポイント1. お菓子を持ってくるか

・お昼休憩の時お菓子を職場に持ってくるかどうか(お菓子は全員で食べます)

ということ。

お菓子がある人とない人では、接し方が全く変わります。

また、このお菓子も、いかにも安物で済ませました感があっては逆効果。

渡したにもかかわらず逆に

「あの子ものすごくケチ」だとか、

「気持ちがない証拠だ」

「先輩に対して感謝の気持ちがない証拠だろうね」

「こんな細かいことまで教えなきゃ今の若い子ってわからないものなんかね~」

と裏で周りに言われてしまっているんです。

時折「こういうの持ってこいよ」とでも言うかのように、

お局は高級なお菓子を持ってきたりします。

ポイント2. 利用者から人気があるかどうか(人気があると目をつけられます)

また、あまり利用者さんに気に入られすぎてもいけません。

新しい若い子が入社すると、利用者さんはとても喜んでくれます。

「肌がぴちぴち~若いっていいわね~」

なんて言って手を握られます。

正直そんなことって新人だったらよくある話なんです。

しかし、

そんな姿をお局に見られたら嫉妬されいびられてしまいます。

「業務以外の事であまり利用者さんに媚びを売らないように」

などと言って怒られてしまうんです。

それだけでなく、話を膨らませて上司に

「仕事もせずに気に入った利用者さんにばかりかまっている」

と尾ひれを付けて伝えてしまいます。

私も上司に呼びだされ

「利用者さんはたくさんいるから、1人の方にばかり行かないように」

「必要以上に密な関係にならないよう」

と言われたことがあり、なぜそんな事を言われるのか謎でしたが数年経ってお局の仕業だったのだと気が付きました笑

介護業界は女性社会。お局はどこの職場にもいる!

本当に女の敵は女、恐ろしいにもほどがあります。

介護業界は女性がたくさん働いている女性社会だと思うので、どこの職場にもこんなやっかいなお局はいるのでしょう。

みなさんも日々、お局さんと戦っているのかもしれませんね笑

 

あまり振り回されず、適度な距離感で付き合って行きましょう!

以上、職場のお局紹介でした!


あかね
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4. 働かない上司にウンザリ!給料泥棒ですか?

私は、6年間介護福祉士として、介護施設で勤務していました。

仕事内容は、主に食事介助、排泄介助、入浴介助が基本となります。

その他にも、レクリエーションや環境整備や掃除、記録、モニタリングなど、介護福祉士にはやることがいっぱいあります。

近年、高齢者や認知症の人の増加に伴い、施設も常に満床状態。

入所の順番待ちをしている人も途切れません。

もちろん、施設職員も足りていない状況で、毎日バタバタで嵐のように過ぎていきます。

今回は、そんな環境に鎮座する「仕事をしない上司」の話を書いてみたいと思います。

仕事をしない上司のこと

前述のように多忙を極める介護施設で働く私。

しかし、そのような状況にも関わらず、うちの上司はやばいのです。

何がやばいかというと、仕事をしないのです。

自由気ままに利用者と過ごす上司

利用者と一緒に、テレビを見たり、キッチンの陰でお菓子を食べたりコーヒーを飲んだりしているのです。

忙しく、バタバタしている他職員のことなんか関係なく、自由気ままに過ごしているのです。

まぁ、本当に利用者に寄り添って、利用者優先で過ごしているのなら、まだ良いのですが、

上司は利用者に命令したり、肩もみをさせたり、利用者が見ているテレビのチャンネルを平気で自分好みのチャンネルに変えるのです。

一体何様なんでしょうか..?

利用者からは苦情がきていますが、上司にとっては全くお構いなし。

本当に、仕事をしに来ているのか?遊びに来ているの?ここは、家じゃないよ!って、言いたくなるようなありさま。

職員には厳しく、自分に甘く。

自分はのんびり過ごしているわりには、仕事がなかなか終わらない私たち職員に怒ります。

仕事はまだ終わらないのか!

と、これまた自分が早く家に帰りたいからか、時間にはとにかくシビアに注意してきます。

同僚からの評判もかなり悪いですね..。

他の上司に注意される事もあるようですが、対応が慣れているのか、軽く受け流しており、一向に改善しません。

私たち、平社員からしたら、本当にいなくて良い存在です。

※上司がいない分、誰か代わりに働いてくれる人を入れてほしいのです。

衝撃の独自ルールに唖然

そんな上司も、さずがに働いた方がいいと思ったのか?

ある忙しい日、私が担当している利用者一人のトイレ介助を手伝ってくれました。

なんだか嬉しくなりましたが、その矢先、上司の放ったある一言が忘れられません。

上司「はい。仕事終わりね。

私は一日一回しか働かないって決めてるから」

私「。。。!?」

周りの職員の動揺した顔も忘れられません。

何?そのルールは?って、思わずイラっとしました。

そんなに仕事したくないなら辞めたらいいのに、上司という立場を利用して、ずるいことばかりしている上司が許せません。

部署異動になっても変わらない上司

そんな上司があるとき、経営をゆるがすほどの大問題を起こし、部署が異動になりました笑。(詳しくは書けませんが。。流血沙汰の出来事が.)

新しい部署では、始めは少し動いてくれていたようですが、結局今は、相変わらず働かない日々が続いているようです。

手抜きやずるいこともちょこちょこしているようです。

そんな上司の方が、高い給料をもらっているなんて、許せません!

人間性というのはそう簡単に変わらないのでしょうね。。!

 

今の職場の将来性についても不安が募る昨今です。


あかね
(管理人)

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5. パワハラ先輩介護士に絶望

私が今の介護施設に入社して5年経ちます。

入社当時、その施設にはSさんというベテランの先輩女性介護職員が居ました。

この方、当初はとても良い先輩で多くのことを教えてくださったのですが..

いつしかSさんは変わってしまい「ヤバい社員」と言われるようになりました。

その経緯やエピソードを書いてみたいと思います。

優しい介護士の先輩Sさんが上司に

当時の年齢は、私が24歳、Sさんが35歳くらいだったかと記憶しています。

Sさんは、後輩に対してとにかく面倒見がよく、いつも

「困ったことがあったら、いつでも遠慮しないで言ってね!」

と、優しく声をかけてくれ、上司からキツく注意をされて辛かったときも

「みんな、あなたに期待してるから、厳しくなっちゃうだけだよ。この経験を活かして、デキる介護士になってね!」

と、明るく励ましてくれ、いつも本当に頼りになる先輩でした。

そして、翌年Sさんが主任へ昇進することが決まり、

「Sさんが上司になるなんて、本当に嬉しいです!ずっと着いていきます!」

と、本当に嬉しく思いました。

パワハラ上司に変わっていく先輩

気のせいかな?

しかし、時間が経つにつれ、Sさんは変わっていってしまったのです。

私が新人職員に入居者様のトイレ介助の見学をさせていた時、その様子を見たSさんが

「まさか新人さんにいきなり入居者さんのお尻拭かせてるんじゃないよね!?」

と、大きな声で怒鳴り、去っていったのです。

Sさんが怒っている姿など、これまで一度も見たことがなかった私は、心の底から驚きました。

もちろん、新人さんはまだ介助に入れないため、そんなことはさせてません。

そのことを後から、きちんと説明すると

「それなら良いです」

と、何故か事務的な応対・・・。

人が変わったかのようなSさんの言動に、私は戸惑いを隠しきれませんでしたが、

「ちょっとイライラしてたのかな?」

と、その時はあまり気にしないようにしていました。

事あるごとに責められる

しかし、その後もSさんは、事あるごとに私を含めた後輩職員たちに対し

「もっと効率よく動けないですか?時間の無駄ですよ」

「あなた、入ってもう3ヶ月経つのにまだ入居者さんのADLも把握していないんですか?」

「最近の新人さんたちは、どうしてこうも要領の悪い人たちが多いのかしら」

と、職員のことをバカにするような発言が少しずつ増えていき、みんなウンザリしていました。

そのうちに、入居者様の対応方針について、昨日はこう言っていたのに、今日はまるっきり逆のことを言い始めるなど・・・

Sさんの言動に矛盾が見られるようになってきたのです。

そうなると、現場は混乱しまくり!!!

Sさんの言動に振り回される日々に私達は辟易していました・・・。

若い男性職員VSパワハラ先輩

そして、ある日のことです。

私の後輩に、Kくんという22歳の若い男性職員がいました。

Kくんは、おむつ交換や入浴介助、就寝介助など、何をするにもとてもゆっくりな子なのですが、その分入居者様への接し方はとても優しいですし、オムツの当て方もとても綺麗で、介助が丁寧な子でした。

Sさんも、Kくんが入った当初は

「あの子は、ちょっとのんびりさんかもしれないけれど、その分介助がすごく丁寧だし、喋り方も優しいから現場になくてはならない存在。

大事に育てようね」

と話していたのですが、そんなKくんのおむつ交換にかかるスピードがあまりにも遅いと、Sさんが説教を始めたのです。

「Kくん、そんなに仕事が遅いんじゃ臨機応変な対応が求められるこの現場では正直言って、足手まといの何者でもないよ。

もっと早く動けるようになってちょうだい」

Kくんは相当落ち込んでいましたが、

「はい、頑張ります」

と、返事をしていました。

そして次の日。

Sさんからの説教でプレッシャーを感じてしまったのか、Kくんは入居者様のトイレ介助をせかせかと頑張ってこなしていました。

しかし、その焦りが仇となってしまい、とある入居者様を転倒させてしまったのです。

幸い、特に怪我もなくその入居者様は無事だったのですが、その事故を耳にしたSさんから雷がおちます。

「介護はスピード重視でやるもんじゃないでしょう!!!入居者様と関わるときは、丁寧な対応が基本よ!!!そんなことも分からなかったの!!?」

Sさんの矛盾した発言に、一同唖然としてしまいます。

現場を混乱させるSさんは異動に

Sさんのせいで現場は常に混乱状態であるため、ついにユニットリーダーが所長の元へ、この現状について相談しに行きました。

そして、その数ヶ月後にSさんは別の施設へ異動になることに。

こんどは役職なしです。

なぜSさんは変わってしまったのか

後から聞いた話によると、Sさんは自分に役職がついて下からは頼りにされ、

上からは会社の経営のことも視野に入れながら職員の指導をするよう言われていたため、

その両サイドからの重圧に耐えられなくなり、次第に人格が破綻していってしまったようでした。

Sさんは確かに現場に混乱を招く存在ではありましたが、

働いていて毎日辛かっただろうなと思います。

昇進が必ずも人を幸せにするとは限らないんですね。

 

自分もそうですが、皆様が昇進したり役職がついた時、Sさんのことを思い出していただければ幸いです。