介護士が働きたくない、辞めたいと思ったエピソード7選
介護士が遭遇した迷惑な利用者とのエピソード集

読者様から寄せられた介護の体験談記事を掲載しています。
介護業界で10年以上働いてきた私が、これまで見聞きしてきた迷惑な利用者さんのエピソードを4つ厳選してみました。
どれも生々しく、背筋がゾーッとするものばかりです。
「介護はもう嫌だー!辞めたい!」
という方にこそ、ぜひ見ていただきたい。
そして、「自分のほうがマシかも」と思っていただきたい笑
それではどうぞ。
もくじ
1.病院介護で遭遇した迷惑な利用者の話
私が以前勤めていた施設での話です。
当時、Hさんという白髪頭が特徴の、新規入居者のおばあさんが居ました。
車いすを使用されてはいますが、身の回りのことは、ほとんどご自分で行える比較的自立度の高い方でした。
日中はわりとニコニコしていて、穏やかな方なのですが……
この方、夜になると豹変するんです。
今回はそのエピソードを書いてみたいと思います。
病院内でいかがわしい事を!?
ある夜勤の日のこと。
ナースコールが鳴り、見るとNさんからでした。
私「どうなさいましたか?」
Nさん「ちょっと来て頂戴!!!!」
大きな声で興奮気味に呼ばれましたので、何事かと思い、私は急いでNさんの部屋でと駆けつけます。
私「どうしました!?」
Nさん「ちょっと!お向かいのベッドのKさんたら、こんな夜中に若い男を連れ込んで!!!どういう神経してるのよ!!!」
私「ええ?!」
そんなまさか!とは思いましたが、念のためKさんの部屋のカーテンを恐る恐る開け、中を確認。
案の定、Kさんはスヤスヤ眠られており、若い男(?)が居た形跡など一切ありません。
私「Kさんは寝てますよ。
それに今は夜3時ですし、私以外には誰も出入りなんかしてませんけど……」
Nさん「それは、あなたがここに来るのが遅かったからよ!あなたが来る直前にそこの窓から逃げて行ったわ!!!」
私「……」
一応、窓を確認しますがしっかりと内側からカギがかかっているので、誰かが出て行くのは不可能です。
しかし、こちらが否定すれば否定するだけ、Nさんの怒りのボルテージもぐんぐん上がっていってしまいますので、
ここは私が折れることに。
私「分かりました、対応が遅れてすみません。
明日、警備員さんにこの部屋の見回りを強化してもらうようにお願いしておきますね」
※そもそも誰も出入りなどしていないので、これはNさんを安心させるための嘘です
Nさん「ええ、そうして頂戴!!夜な夜な若い男を連れ込んで、あんないかがわしい声を聞かされるんじゃ、安心して眠られやしないわ!」
一体、Nさんにはどんな声が聞こえたというのでしょうか……。
気にはなりますが、これ以上興奮されても対応に困るため、私は
「はい、分かりました」
と、丁重にNさんの相手をしたのち、退室します。
5時間後のこと
そして事件は5時間後に起こりました……
朝の8時になり、早番の職員やユニットリーダー、ケアマネたちが出勤してきます。
ケアマネが私のもとへ、夜間帯に何か変わりがなかったか確認にきました。
すると、ケアマネの姿を発見したNさんが、ものすごい勢いで車いすをこいで、近づいてきます。
Nさん「ちょっと、ケアマネジャー、聞いてちょうだい!!!」
私は、昨夜のいかがわしい声事件について苦情を言うのだと思い、内心やれやれ……
でしたが、
この後、Nさんはトンデモないことを言い始めたのです……
え、犯人は私ですか!?
ケアマネ「Nさん、おはようございます。昨夜は眠れましたか?」
Nさん「私ね、もうこんな施設出ていきたいわ!!!手配してちょうだい!」
ケアマネ「いったい何があったんですか?」
Nさん「この職員さんったら、昨日の夜、ここの警備員さんと私の部屋の前でいかがわしいことをしていたのよ!!!!!」
ケアマネ「えっ?」
私「はぁあああ!!??」
さすがに、そんなデタラメを言われてしまっては反論するしかありません。
私「いやいや、そもそも警備員さんは施設の中を巡回するだけで、居室までは来ないですよ!」
Nさん「いいや、私は見ました!私の部屋の前で、あなたと警備員さんが破廉恥なことをしていたわ!!」
私「勘弁してくださいよぉ……」
ケアマネのほうを見ると、口元を手で押さえ、笑いを堪えているようでした。
いやいや、ちっとも笑えないですから!!!
内心憤慨するわたしですが、もう退勤時間でしたのでこのあとのNさんの対応は他の職員やケアマネに任せることに。
後から聞いた話ですが、
私が退勤したあとも、Nさんの怒りは収まらず、終いには
「あんな破廉恥な職員がいるなんて本当に信じられないわ!!」
「私、ここの所長さんに直談判させていただきます!!!」
「これはれっきとした苦情です!!改善されないようであれば私がこの施設を出ていきますから!!!」
と、大騒ぎし、騒ぎを聞きつけた所長もフロアへ来てNさんの話を傾聴したそうです。
Nさんはその後退所されました
所長が話を聞いてくれたことで、気持ちが落ち着いたのか、その後しばらくNさんは大人しくなりましたが、
ある日脳梗塞を起こし、緊急搬送されそのまま入院。
施設に戻るのはもう難しいだろうということで本当に退所されることに……
そんなNさんの妄想の被害者であった私は、その後も出勤するたびに仲の良い同僚や先輩たちからからかわれ、恥ずかしかったです。
認知症高齢者の妄想は、時として大勢の人を巻き込みますので今後も注意しながら関わっていきたいと思います。
あかね
(管理人)
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2.娘のクレームに主任も困惑。迷惑な利用者家族の話
現在、とある介護施設で働いている私ですが、利用者さんのご家族になかなか厄介なクレーマーさんがいらっしゃいました。
題して「ママ思いの娘クレーマー」です。
寝たきり状態のNおばあちゃん
私の努めている施設の利用者Nおばあちゃんは、ご自分では食事を摂ることも、寝返りを打つこともできない、いわゆる「寝たきり状態」のおばあちゃんです。
喋ることもできないのですが、それでも嫌な時は目と顔の動きでしっかりとこちらに伝えてくれます。
そして、そんなNさんには娘様が1人おり、これがまた面会に来られる度に様々なクレームをつけてくるのです。
Nさんは、自分で食事を摂ることができませんでので、いつも職員が介助しています。
そして、そんなお昼ごはん時に娘様が面会にこられるのです……。
娘の面会の様子
娘様「ママ、会いに来たよぉ」
Nさん「……」
娘様の顔を見て、わずかに頷くNさん。
私「こんにちはー、お世話になっております」
娘様「ほら、ママご飯ちゃんと食べないとだめでしょう!」
娘と母はいつもこんな感じ。
二人の世界です。
基本的に、娘は職員のことをいつも無視します。
唯一職員に対し話しかけてくるとしたら、それは……
娘様「ちょっと、職員さん。どこか窓開いてませんか?寒い気がするんですけど」
険しい顔で、施設内の窓を確認する娘様。
しかし、季節は冬でしたので、もちろん窓が開いてるはずもなく……
私「いえ、今はどの窓もちゃんと閉まってます……」
娘様「じゃあ隙間風ね!こんなに寒いからママだってご飯が進まないんじゃないんですか?」
私「……」
残念ながら、Nさんは普段から覚醒状態があまり良くなく、食事が進まないのはいつものことなのです。
しかし、それを認めたくないのか娘様は
「もう良いです、私が食べさせますから貸してください 」
と、職員が持っていたNさんの食事をおぼんごと奪い取り、娘様自ら介助を始めます。
私含め職員たちで遠くからその様子を見守っていると
娘様「ほら、ママ!食べなさい」
うたた寝気味のNさんに対し、なかば無理やり口の中へ食事を突っ込んでいます……。
こういった介助の仕方は、喉詰まりや誤嚥性肺炎の原因になりかねないため、介護者としてはタブーです。
しかし、相手は娘様ですので、職員たちもなかなか注意できません。
主任から軽く注意するも…
そこへ、主任(男性)がやってきました。
主任「こんにちは。
ちょっとよろしいですか?そのような食べさせ方だと、喉が詰まってしまったり、肺炎になってしまうリスクがあるので、もう少しゆっくり、Nさんのペースに合わせて食べさせてあげて下さい」
娘様「ハァ!?私のやり方が悪いって言うんですか!?
だいたい、あなたたち職員の介護の仕方が悪かったから、ママはこんな状態になったんじゃないんですか!?」
キレ気味に大声で言う娘様。
しかし、Nさんはこの施設に入所された当時から現在まで、ずっと同じような状態ですので、娘様が言ってることは矛盾だらけです。
娘様「もういいです!今日は帰りますから!!」
食事の介助を放棄して帰宅する娘様。
私たち職員は、ため息をつくしかありませんでした。
その後も娘様のクレームは続く
それからも、娘様は面会に来る度に
「今日もママはうたた寝ばっかり……
ちゃんと夜眠れてないんじゃないですか?職員さんたちは夜勤中ちゃんと見てくれているんですか!?」
「この手にあるアザはなんですか!?まさか虐待してるんじゃないでしょうね!?」
※ここでいうアザは老人班のことであり、どこかにぶつけたりなどしなくても、お年寄りの皮膚に内出血のようなものが浮かび上がってくるのです
「ママの部屋、寒すぎませんか!?暖房壊れてるんじゃないですか!?」
「この間わたしが持ってきたカレー(レトルト)が部屋にそのまま残ってますけど、どうして食べさせてくれないんですか!?」
※Nさんは逆流性食道炎の既往があるため、カレーなどの香辛料を多く含んでいる食品は胃に負担がかかるため禁止しているのです。
と、少しでも気になることがあれば、すぐに近くにいる職員に対してキレ気味にクレームを言ってきます。
ある日のこと
そして、そんなある日のことです。
ゲッソリとやつれ顔の娘様が面会に来られ、職員に対しこう言います。
「もう、疲れました。ママをこのまま施設に預け続けていたら、毎晩不安で不安で夜眠れなくて……私の身がもたないんです……」
「今日、ママを連れて帰ります」
と、衝撃の発言が……!
主任「仮にNさんを連れて帰ったとして、娘様お1人で介護できるのでしょうか?介護は24時間体制で行うものなので、相当な負担になると思いますが……」
と、介護疲れにより娘様が潰れてしまうのではないかと懸念し、どうにか説得しようとしますが娘様は聞く耳持たず。
娘様「私なら大丈夫ですから!ママだって、家に帰ったほうがきっと元気になります!ご飯だって自分で食べれるようになりますよ!」
と、ものすごい剣幕ではやし立ててきます。
その後のことは分かりません
結局、娘様がNさんの退所を強く希望していることを考慮し、Nさんは自宅へ帰られることに。
その後娘様からの連絡はありませんが、今どうしているのでしょうか……。
今、思うこと
当時は娘様の行動に困惑しましたが、その分対応方法など学ばせていただきました。
寝たきりになった両親にお見舞いに来ない人もいる中、感情的になるほど向き合っていた娘様の事は嫌いにはなれません。
今はどうか幸せに暮らしていますようにと願うしかありません。
あかね
(管理人)
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3. 時間に厳しいAさん
「自分の思い通りにならないと気が済まない!」と題しまして…。
これは、私が職場を変えてから初めて見るタイプの利用者様だったので
今でも記憶に鮮明に残っています。(この場ではAさんとします)
Aさんは身体能力はほぼ自立、認知症も見られない方でしたが、
足が弱く普段は車いすの自走といった程度であり、デイサービスを利用しております
忙しい介護現場ですと5分や10分程度の時間はあっと過ぎますが、
この方は特に時間に厳しく、送迎やお風呂のタイミングが1分でも過ぎると、
「なんで?時間決まってるでしょ?ちゃんとやってよ」等と言ってみたり、
お風呂の際には自分の中でルールがあるらしく、指定した場所にシャンプー類や足ふきマットを置かないと更に機嫌を悪くされます。
(おかげで筆者はベテランスタッフがセットしたお風呂場を撮影して覚える羽目に・・)
また、ご飯の際にも少しでも味付けなどが自分の好みと違うと毎回、
厨房のスタッフさんに「今日は〇〇の味が薄かったよ」
「少し質素すぎるんじゃない?」
と、毎回クレームを入れてます。
4. 時間に厳しすぎるAさん
Aさんはお泊りデイも使用することがあるのですが、
その度にフロアーの机や椅子を自分で動かしてしまいます!
その方は自立ということもあり、朝早くにフロアーに出られるのですが、その際に車椅子で自席につくまでのルートの椅子や机を思い切りどかして、自分だけが広々と使うようにしてしまうのです。(当然、そのスペースは初めから用意しているのですが、それでは満足できないよう)
そのため、他の利用者さんの座席や通るルートが狭くなるため、毎回それを直してます。
正直、始めてみるタイプのご利用者様でした。
5. ご家族様クレーマー
「えっ!こんなところまで?」と題しまして…
次に紹介するのはご家族様のクレーマーです。
送迎の際に、お家まで迎えに行くのですが、利用者様が屋内で車いすに乗れば、車いすから送迎用の車に乗るには10秒もかかりません。
その日は濡れるのもわからないほどの、少しだけ霧状の雨が降っていたのですが、当時のスタッフさんがカッパを着せずそのまま車の中に誘導したそうです。
そうしたら、あるご家族からクレームの嵐が始まりました。
「なんでそんな雑に扱うの?」
「濡れて風邪ひいたらどうするの?」
などと質問攻め。
利用者様はウエイトが大きく、足腰も非常に弱いため、雨や風が強い日には、念のためにスタッフ二人で送迎を行うときもあるのですが、その時には
「あなたたち介護のプロなんでしょ?」
「なんで二人掛りでやってるの?」
等と言ってきたりもします。
プロだからこそ安全第一なのですが、そのご家族様にはわかってくれないようでした。
こちらのご家族には現在進行系で悩まされる日々です..。
あかね
(管理人)
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6. たまにお見舞い来て文句言いまくる家族
今から十年位前の話です。
当時、療養病床のある病院で介護士をしていた私は、当時の所属長から相談員も兼務してほしいと頼まれました。
その話を聞いた時、自分には無理かもしれない、と思いましたが、当時よくしてくれた上司の顔を立てるためにも期限つきで引き受けました。
さて、療養型病院でよく見かけるのが「たまにお見舞いにくるだけなのに文句ばかり言って帰る家族」です。
クレーマー家族のこと
私が最初に担当した患者さんの家族もそのパターンでした。
その70代男性患者さんは、パーキンソン病を患い、在宅で同じ年くらいの妻と二人で生活されていました。
お二人には、息子さんがいらっしゃるようですが遠方に住まわれ、時々家族を連れて帰省する程度とのことです。
介護は看護師の資格を持つ奥さんがされていました。
誤嚥性肺炎で急性期病院に入院され、療養のために私が勤務していた病院へ転院されたのですが…
最悪なクレーマー家族でした。
どうしても口から食べさせたい
医師からは
「口から食べることはできない」
「胃ろうにしましょう」
と説明されましたが、奥さんは納得できない様子。
しきりに
「私は〇〇病院で看護師長やっていたからわかる」
「食べさせないのは非人道的」
などと言って、勝手に食べ物を持ち込んでは
「ほら食べられるでしょ」
と言われます。
患者さんご本人は激しくムセ込んでいるのに。
誤嚥性肺炎が頻発
案の定、誤嚥性肺炎を頻発しますが、それも奥さまに言わせると「病院の管理が悪いから」だそうです。
ある時、息子さんが帰省されお見舞いに来られていました。
医師をはじめ関係者は、やっと話が通じる人が来た、息子さんから説得してもらおう、と思っていました。
しかし、その息子さんがまた酷いクレーマーだったのです。
息子、お前もか..
息子さんは製薬会社の営業をしているらしく、医師が説明をするたびに「私は〇〇大学の先生を知っている」
「一緒にゴルフする中だ」
と話しています。
説明をしていた医師も、立ち会って記録を取っていた看護師も呆れ顔。
しまいには、
「在宅ではその程度の誤嚥は関係ない」
「都会の病院では考えられない対応だ」
などと言う始末。
その後も、たまに来ては牛肉やシャンパンなど持ってきて飲み食いさせていました。
奥さん暴走。元看護師ってそんなに偉いの!?
一方、奥さんも絶好調でクレームレベルがエスカレートしていきました。
奥さんは元看護師を振りかざし、勝手に他の患者のアラームを消しては
「来るのが遅い」
と怒鳴り散らす始末。
みんな困っていました。
責任は病院側にあるらしい
これでなにかあったら自己責任…
とはいかず、結局気管切開し酸素いれることになっても「なぜこうなったんだ」
と病院に責任をおしつけてきました。
結局、その患者さんはその後すぐに亡くなったのですが、亡くなった後の息子さんと妻の晴れたような表情を見てゾッとしたのを覚えています。
その真意は分かりませんけどね..。
今こそ、私は一言その家族に言ってやりたいです。
「そこまで言うならお前が見ろ」と。
あかね
(管理人)
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7. 介護福祉士に若い女を出せと騒ぐ入居者。虐待通報すると脅され…
これは私が特別養護老人ホームで介護職員として勤務して3年目の時に遭遇した利用者とご家族からのクレームです。
Tさんという男性利用者は認知症がある以外は比較的軽度で食事も排泄も自分で出来る方でしたが、とある問題がありました。
Tさんは、介助する女性職員が若いか若くないかで態度が一変するのです…
40代の職員を威圧するTさん
若い職員では手伝いもしてくれて協力的ですが若くない大体40代以降の職員に対しては睨みつけたり、わざと食器を落としたりトイレを詰まらせたりしていました。
まぁ、男性の方にはよくあることなので(!?)そこまで気にしていませんでしたが…
とある日、Tさんからクレームが入りました。
若い職員に変えろ!
施設では月に一度10人程度のグループに分かれて外出を行うのですが…
Tさんのグループを担当する職員が(Tさんが言う所の)若くない職員だったため、それを直ぐに変えろと言う内容でした。
ただ当施設も潤沢に職員がいるわけでは無く、他のグループの兼ね合いもあるため、職員の変更は困難でありそれは無理であることを話すと怒り出し
「電話を貸せ」
と言われ電話でご家族に連絡しだします。
家族登場
それから数時間後。
Tさんのご家族が来所されました。
流石にご家族の方であれば事情を話せば理解してもらえるだろうと思っていたのですが、(普段のTさんの様子は定期的にお伝えしており若い職員を好むのを知っていたため)
それは大間違いでした。
事情話聞いたご家族から放たれた第一声は
「じゃあ変えてください」
でした。
クレーマー気質は遺伝するのか
無理なの事を再度説明するも「本人が望んでいないことをさせるのは虐待ではないのですか?」
「虐待通報しますよ」
と脅迫めいた事を言われました。
しまいには普段の生活においても「若い職員だけに介助させろ」
「ババアはいらん」
と言われる始末。
それからTさんとなにやら相談し、若い職員の中でも誰が良いのかを選び名指しで指定してきました。
施設長vs.Tさん
最終的に施設長が出てきて対応することに。
他のご利用者様も要るのでそんな勝手は出来ないと話すも、結局Tさんは納得せず話は平行線となりました。
「絶対に若い娘にしろ!」
…どんだけメンタル強いんだと思いました。
家族から虐待通報されてしまう
外出はTさんだけ行かない事となったのですが、後日、市役所の方が来られて虐待通報があったと報告がありました。
通報はTさんのご家族から。
どうせ、あることない事言って困らせようとしているのだろう…と思いきや、まさかの本当のことだけを虐待通報として役所に伝えたようです。
「一応通報されたもので…」
と、市役所の方も困惑されていました。
ただのわがままで虐待ではない事は承知しているが、通報された以上何もしないわけにもいかなかったそうです。
話は1分ほどで虐待ではないという事で終わりました。
退所勧告を出す事に
その後もTさんやご家族から同様のクレームが続きました。
職員の中には介助をしたくないと言う方まで出てきたためTさんに対し退所勧告を出したところ、少し揉めましたが虐待通報しても意味が無いと分かっていたためか「他にもっといい施設に行ってやる」
と言われ退所されました。
その後風のうわさで他の施設でも同様の問題を繰り返し退所を繰り返しているそうです。
あかね
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おわり
以上です。
介護士のみなさん、みなさんの職場にも困った利用者さんいますか!?
辛いこともありますが、お互い健康第一で頑張りましょうね!
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