海外の介護施設体験談。日本の介護との違いにビックリ

介護職に就くためにタイ・チェンマイに移住したhoaと申します。

介護福祉を勉強して1年目の夏休みこのと。

そこで見た介護現場の事や、入居者さんの事を書いてみようと思います。

将来飛躍(?)するためにも、「海外の介護の現状をみておくべきだ!」と奮い立ち、スウェーデン周辺国を探しました。

が、結果的に流れ着いたのはチェンマイ市笑。

そこでの出来事を色々と脱線しながらダラダラと書くので、お茶でも飲みながらまったり読んでもらえると幸いです笑

タイの病院介護施設で見たもの

マッケーン病院のこと

私がお世話になった施設は、マッケーン病院(McKean hospital)という創立100年以上の歴史ある病院でした。

当初は、ハンセン病患者の治療とリハビリテーションがメインだったそうです。

ハンセン病で隔離された元患者さんたちはそのまま現在も病院の敷地内に家を建てて住んでいました。

そして作業療法で学んだ経験を生かし工芸品を作製、販売して収入を得ています。

約20年前に、同じく敷地内に高齢者介護のできる施設が造られました。

それが「ドックゲオガーデン(Dok Keaw Garden) 」という有料老人ホームで、私はここで見守りと通訳として働かせていただきました。

ドックゲオガーデンのこと

独立型の棟と24時間介護型の棟と2棟あり入居室は全体で25室です。

入居者はアメリカ人やドイツ人、インド人、フランス人、日本人など様々な国の方で満室でした。

マッケーン病院がアメリカからの寄付で建てられ、代々の理事長もアメリカ人なのですが、その経緯で外国人の入居者が多いそうです。

ちなみに、タイ人の高齢者施設はまだあまりありません。

チェンマイには1カ所(公立)のみです。

ドックゲオガーデンは日本の特養に雰囲気もシステムも似ています。

日本の介護との違いに驚いたこと

ドックゲオガーデンで、日本の介護業界には無いな!と思った事があります。

それは、毎週木曜日の午後に「タイマッサージ」の時間があるということです。

職員でマッサージの資格を持っている人がいて希望者に、無料でマッサージをしてくれます。

入居者さんがお金を払えばある程度自由なところも日本とは違いましたね。

入居者さんのこと

ご入居者さんの事も少し書いてみます。

ドイツ人のバナードさんはピアニストでした。

ご自身でピアノを購入し施設内に設置されています。

ピアニストの奏でる音は廊下を歩いていても綺麗に聞こえるので、「なんて優雅な介護施設なのだろう」と感動しました。

そんなお上品なバナードさんは車椅子をお使いなのですが..

なんとビックリ、車いすの車輪のゴムがありませんでした!

押すとゴツゴツと鈍い音をたてて走っていました。

あと、ストッパーもほとんどが壊れています。

この車椅子はバナードさんの私物では無く施設の物なので、修理が必要

無いのか、と介護士にたずねましたが..

「ストッパーが壊れていても何も問題ない」

との回答で、さらにビックリ!笑

曰く、「自分たちが押すのだから大丈夫」とのこと。

おおらかと言って良いのかは分かりませんが..笑

物を長く使う精神は見習おうと思いました。

仲間たちのこと

私以外の8名の職員さんはみなタイ人でした。

興味本位で皆さんにどういった経緯でドッグゲオに就職したのか尋ねてみました。

皆さん山岳地域から仕事を探しにきたようで、そのうち2名が看護助手3ヶ月コースを終えていました。

ということは、あと4名は無資格ということです。

そこら辺もカルチャーショックでしたが、少々の事では驚かないくらいには免疫力が付いていたので、「そうなんだ」くらいのリアクションだったと思います笑

日本の介護って過保護かも

ドックゲオから300メートル離れているマッケーン病院内にある理学療法室に行く時は、バイクの横に大きな荷台を作って車いすごと乗車します。

乗るときも走るときも、見ていてハラハラ以外の何物でもありませんでした。

と、同時に少しばかりですが、私が勉強している「介護」は過保護なのではないかとも思いました。

ご入居様も職員も、みな幸せそうに生活しており、ドッグゲオにはゆったりとした時間が流れていました。

クレームや細かい事にピリピリせず、「まぁいいじゃないか」という態度でいれば、介護資格もピカピカに整備された車椅子も、舗装された道も要らないのかもしれません。

そんな風に感じた、タイ「チェンマイ」での介護体験でした。

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